物凄いインパクトで出迎えてくれたのは、店主のマーコリーさん。学生時代はずっと剣道に打ち込み、大学を出て数年後には中学の保健体育の先生をやっていた人で、アメリカン・カルチャーに凄く憧れを抱いていたんだって。そんなマーコリーさんがどうしてハンバーガー屋さんになったかというと、「念願だった学校の先生になったとはいえ、先の見えない生活に不安を感じてしまって。だったら自分の好きなことで生きていこうと決め、ずっとやりたかったハンバーガーで道を開こうと思ったのが理由です」。大学生の時に都内で食べたグルメバーガーに衝撃を受け、いつかは自分も専門店を開きたいと思っていたそう。開業を夢見た32歳頃から再びバーガー専門店巡りを始めたんだ。
「お店では必ずカウンター席に座って『肉はどんな部位ですか?』『バンズはどこのを使ってるんですか?』と質問していましたね」と、独学でバーガー作りを始めた頃を振り返るマーコリーさん。専門店を食べ歩いては知識と味の経験値を積み上げつつ、週末は自宅で何度も試作を続けてと、お店で出せるレベルのおいしさを追求していったんだって。教員を辞め、今のお店近くのシェアキッチンでの週末だけの仮営業を始めたのが34歳の時。1年ほどお店をやりながら開業資金を貯め、元喫茶店のテナントを契約して2024年6月に正式出店したんだ。写真はマーコリーさんがハンバーガーを作っている様子。食べている最中に崩れないよう、丁寧に野菜やパティを組み上げていくんだよ~。
自慢のハンバーガーをいっただきま~す! 今回注文したのは、「ベーコンチーズバーガー」のランチセット(2,030円)。ドリンクは迷わず瓶入りコーラで。噛み応えのあるパティに肉厚ベーコンがたっぷり乗ってて、肉好きにはたまらないバーガーだねぇ。パティに使っているのは米国産ビーフの肩ロース。「いろんな部位を試してみて、一番肉々しさを感じたのがこれだったんです。赤身肉だから胃もたれしづらいんですよ」。しかもこのベーコン、約1週間かけて店内仕込みしているんだって。下のバンズにハニーマスタード、上のバンズにはバターが塗ってあり、パティの味付けは塩と胡椒のみ。肉の味をダイレクトに感じつつ、独特な甘じょっぱい味わいがクセになりそうだよ~♪
バーガーでお腹いっぱいになっても甘い物は別腹。毎朝ドリップしたコーヒーで仕込むという「珈琲ゼリー」(450円)を注文。クリームの中にアイスが入っていて、甘味と苦味の絶妙なバランスがおいしぃんだよね~。
バンズは市内にあるベーカリー「壱番館-NAKAJIMA-」に焼いてもらっている特注品。ほのかに甘くて、一般的なバンズより平べったいのが特徴なんだ。この形の理由は「持ちやすくて、具材が飛び出しにくくするため」という配慮から。
ハリウッド映画のポスターやレコードジャケット、雑貨など、とにかく賑やかでワクワクさせてくれる店内。日常を忘れ、おいしいバーガーで心からくつろいで欲しいからと、店内には時計を置いていないんだって。
公式Instagram
https://www.instagram.com/mercorys_diner/