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埼玉北部毎日会
ほっぷ!すてっぷ!ほくぶ! 第131号 2024/3 月イチ特集! なるほドリが埼玉北部をあっちこっち取材! 閉じる

ハサミでちょきんと楽しくイチゴ狩り 苺ファームあおき(久喜市)

ポカポカ陽気になってきたこの時期、週末はどこかにお出かけしたくなるよね。ということで今回は久喜市にある観光農園「苺ファームあおき」を紹介するよ。収穫の仕方がちょっと変わっているって聞いたので、さっそくチェックしてみよう!

埼玉有数のイチゴの産地で観光農園をオープンさせる!

モラージュ菖蒲から車で3分くらいの場所に見えてきた大きなビニールハウス。「苺ファームあおき」は、毎年1~5月末にイチゴ狩りを行っている観光農園なんだ。オーナーの青木さんがここを開いたのは令和2年1月のこと。イチゴや米を生産する農家に生まれ育った青木さんだけど、農業には興味を持てないまま大学に通い、卒業後に就職。お父さんが高齢になった15年ほど前から農業を手伝うようになると、「農業の面白みに気付いてね。だけど出荷農家だからお客さんの顔が見えなくて。それで私の代になって直売を始めたんです」。58歳で会社を早期退職し、この観光農園を開こうと決意したんだって。

埼玉有数のイチゴの産地で観光農園をオープンさせる!
換気や消毒を徹底してリピーターが増えていった

換気や消毒を徹底してリピーターが増えていった

オープン直後に始まってしまった新型コロナの大流行。思うように集客が伸びなくて、「モラージュや近くのコンビニで販売させてもらったりして売上を確保しました」。翌年はウィズコロナの生活様式が定着し、青木さんの農園でも対策を徹底するように。「30分の制限時間を設けて、お客様が密にならないようにしました。もちろん、ハウス内の換気やアルコール消毒をしっかり行っています」。こうした策が講じて、徐々にお客さんが増えただけでなく「この農園は安心安全だね」とのイメージが定着したことでリピーターも増えていったとか。ハサミでイチゴを摘むという“非接触型収穫スタイル”もこの年から始めたんだよ~。

イチゴ狩りは5月末まで お土産販売もやってるよ!

それじゃあここで、イチゴ狩りの詳細を説明するね。体験時間は10~14時のスタートまでで、制限時間は1組30分。この時間内にハウス内のイチゴをいくつでも摘んで食べることができるんだ。料金は4/7までが大人2,400円、小学生2,000円、3歳~小学生未満は1,500円。4/8以降はそれぞれ500円安くなるよ。3歳未満のお友達なら無料で入れるんだって。こちらの農園では「紅ほっぺ」「よつぼし」「かおり野」「やよい姫」と4つの品種を扱っているから、味の違いを確かめてみてね。イチゴのパック販売や地方発送もしているから、お土産用に買うこともできるんだ。

イチゴ狩りは5月末まで お土産販売もやってるよ!

なるほドリ:ねぇねぇ青木さん、イチゴが高い所にあるのは何か理由があるの? オーナー 青木正宏さん:高さ1mくらいの専用ベンチを使った「高設栽培」という栽培法で、最近少しずつ増えてきているんです。昔からの栽培法だとイチゴを摘むにも手入れするにも腰をかがめるから大変でしょ? なるほドリ:なるほど~‼お店のデザインもシンプルでかっこいいよね~。 オーナー 青木正宏さん:それと、うちは誰でも利用できるバリアフリー設計のハウスにしていて、車椅子の方でも自分でイチゴ狩りしてもらえるんです。皆さんに喜ばれていますよ!

苺ファームあおきの ここも要チェック!

ほかにもこんなこだわりが! つるをハサミでカットして収穫

つるをハサミでカットして収穫

イチゴを摘むときは、真っ赤な果肉を触らないのがお約束。下に透明なトレイを添えたら、つるの部分をハサミでちょきん! 赤くておいしそうなイチゴを探して、パパママと一緒にトライしてみてね~。

イチゴジャムは不定期で販売中!

イチゴジャムは不定期で販売中!

青木さんのイチゴを使い、東松山市のカフェ「オレンジ・ペコー」のパティシエが作ったイチゴジャム。不定期で販売していて、おまけに店頭に並べるとすぐ売れてしまうので、見つけたら迷わずゲットしてね!

もぐもぐスペースもあるよ

もぐもぐスペースもあるよ

ハウスの中には摘みたてのイチゴを食べるためのスペースが用意されているんだ。そのままガブっと食べても十分おいしいし、お店で練乳も売っているから欲しいときはお店の人に声をかけてね。

苺ファームあおき

住所
久喜市菖蒲町菖蒲2937
TEL
070-3120-5714
営業時間
10:00~15:00
定休日
無休(月曜日は直売のみ)

公式ホームページ
https://aoki-farm.jimdofree.com/

苺ファームあおき
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