東武線の加須駅から車で約15分。利根川の南側に広がるこの地域は平成22年3月まで大利根町と呼ばれ、大小さまざまな工場が立ち並ぶエリア。今回の目的地「あられちゃん家」は、株式会社三真の埼玉工場の敷地内で平成29年からやっているあられの直売所。商品やお店の見どころなんかを店長の出井敦子さんにいろいろ教えてもらったよ。広い店内には、窓側と壁側、そして真ん中の通路にもずら～っと並んだ商品の山。いったい何種類あるの？と聞くと、「100…120、もっとあるかも（笑）」と、出井さんも迷うほど。あられや揚げ餅はもちろん、チョコレートやおだんごも売っていて、しかも直売所価格でどれも安いんだ。

柿の種や気になる商品をカゴに入れたらレジにGO。お店で用意してくれているボックスに詰め込んで地方発送もできるから、遠く離れたお友だちへのプレゼントにもピッタリだね。実は、「あられちゃん家」の本当のお楽しみはここから。会計時に甘～いスイーツを注文できるんだ。「50円のソフトクリームがダントツ人気です。あと寒い時期はおしるこもよく出ますよ～」と出井さん。「あられ屋さんでアイス‼」って思うかもしれないけど、味も量も50円とは思えないクオリティでお店の外では大人も子どももみんなソフトクリームを食べているんだ。ソフトとおしるこを交互に食べる僕を見て出井さんが、「おしるこの餅は柿の種用に作っている物で、柔らかくておいしいと評判なんですよ！」。