近くの専用駐車場に車を停めて「ふじたや」に到着。軒先にある大きなメニュー表を見ながら用紙に記入するという注文システムみたい。テイクアウト用、イートイン用、それからスープのみ用の紙が置かれていて、数量と辛さレベルを書き込んだら入口のレジでお会計。この日はお店の中で食べるつもりだったから、会計後は靴を脱いで店内にGO! っていうか、お店に入った瞬間からスパイスの香りがふわ~って漂っていて、お腹がグーーゥって鳴っちゃったよ。
「ふじたや」のカレーは、特製スパイスを効かせた刺激的な味わいが特徴だとか。チキン、トマト、タマネギをじっくり煮込んで、旨味をしっかりと引き出しているんだって。今回は初めてだからスタンダードな「オリジナルスープカレー(小)660円」をオーダー。トマトの爽やかな風味をスパイスの香りで包み込んだ、ちょっと大人味のカレーだね。辛さは一番下の「A」を選んだんだけど、食べ終わる頃にはじんわりと汗がにじみ出てきて身体がポカポカしてきた。「炙りチーズカレー」も人気メニューだっていうから、次はそっちを注文してみよ~っと。
お店を切り盛りするのは、藤田久美子さんとご主人の博明さん。「ふじたや」の味のルーツは、20年前に博明さんの友人のインド人が作ってくれたカレーなんだって。「とっても辛かったんだけど、凄くおいしくって。彼にもらったスパイスを工夫して自分流にアレンジした味なんです」と久美子さん。20年かけて味に磨きをかけ、久美子さんのオリジナルカレーはいつしか知り合いの間で評判に。「母の介護をしながら、実家で空いた時間にカレー屋さんをやろうかなと思ったのがきっかけなんです」。そうして令和4年7月に創業したんだ。
スパイスの効いたカレーを食べたあとは甘いものが欲しくなっちゃう!
イートイン限定の「ひとくちアイス110円」を追加注文。黒蜜きなことチョコソースの2種類があるから、両方頼んでシェアするのもアリかもね♪
ダイニングとリビングをつなげた大きな店内は、博明さんがDIYしたもの。漆喰を塗ったナチュラルな風合いの壁がとってもカッコイイよね。お店の奥には久美子さんが子供の頃に使っていたピアノもあるよ。
窓際に置かれているちょっとレトロなミニチュアハウスは、久美子さんの妹さんが作ったハンドメイド品。よ~く見ると、爪楊枝やアイスの棒などを再利用していて、細かい所まで精巧に作られているんだよ。