お店の前に車を停めていざ店内へ。ショーケースには大福やどら焼き、お団子といったお菓子がズラリと並んでいるよ。「みか登」は1975年に創業した白岡市を代表する和菓子屋さん。その味と品質は折り紙付きで、お店で販売しているいろんな商品が白岡市商工会認定の「白岡市推奨特産品」にも選ばれているんだ。現在のご主人は2代目の篠塚浩さん。高校卒業とともに神田の和菓子店へ入り、3年ほど修業をしてから実家に戻ったんだって。数カ月前に修業から戻った息子さん(3代目)にお菓子作りを教えながら、忙しい毎日を送っているよ。
ショーケースの中央に飾られている「生クリームどら焼160円」は、1990年代に浩さんが考案した「みか登」のヒット商品。「生クリームを使った大福でにぎわっているお店があると聞いて、試しに食べてみたら本当に美味しくて。それで、うちでも生クリームを使ったお菓子を始めようと思い付いたんです」と、当時を振り返る浩さん。通常のどら焼きよりも柔らかく焼き上げた皮で挟むのはイチゴや抹茶、チョコなど6種のフレーバーを混ぜ合わせた生クリーム。それまでの和菓子屋さんって年配のお客さんが多かったけど、この「生どら」発売後は若い世代のお客さんが増えたんだって。
生チョコ、いちご、黒ごま、コーヒー…「生クリーム大福160円」は定番フレーバーと季節のフレーバーを合わせた全10種類を販売中。ブルーベリーは地元の農家で育った新鮮なものを使っているんだって。ほかにも「豆大福140円」「黒糖饅頭90円」や動植物をモチーフにした「上生菓子240円」など、創業当時から人気の和菓子もたくさん揃っているよ。10月までは安納芋や紫芋、栗、かぼちゃを使った「秋の恵みだんご120円」もラインナップ。彩り豊かな創作菓子って、見ているだけでなんだか楽しくなっちゃうよね!
白岡市特産の梨をイメージした「梨の里180円」は昭和に生まれたロングセラー商品。左の「豊水」は黒糖ベースの生地に白あんと栗が、右の「幸水」は芋あんと栗が入っているんだ。
「みか登」ではSNSで映える!かわいい!と話題の琥珀糖「宝石糖450円」も販売中。ピンクやパープル、グリーンのカラフルな琥珀糖は1週間かけてゆっくり乾燥させたら完成するんだ。
限定品やお得なイベント情報などを知りたい時は、お店の公式インスタグラムをぜひチェックしてね。季節を感じるかわいいお菓子の写真がいっぱい掲載されていて、とっても素敵だよ!