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埼玉北部毎日会
ほっぷ!すてっぷ!ほくぶ! 第107号 2022/2 月イチ特集! なるほドリが埼玉北部をあっちこっち取材! 閉じる

ゆるキャラが付いた名物のどら焼き 伊奈 とらや(伊奈町)

今日は伊奈町のほぼ中央を走る埼玉新都市交通「ニューシャトル」に乗ってお散歩。羽貫駅から伊奈学園高校に向かって歩いていたら「とらや」という和菓子屋さんを発見。甘いものを食べてちょっと休憩しよーっと!

北本の名店で修行して地元で念願の店を開いて10年

お店に入ると、ショーケースには豆大福や最中、どら焼きがずらり。ご主人の石橋孝一さんによると、お店がオープンしたのは2012年10月。伊奈町で生まれ育った孝一さんは高校卒業後に調理師の専門学校に進学し、和食店で修業してから和菓子の世界へ。「高校の頃から和に関わる仕事をしたいと思っていてね」と、北本市にあった「とらや」で18年ほど修業してから地元でお店を開いたんだって。修業先で教わった和菓子作りの基本を守りつつ、孝一さんが「おいしい」と思う味と食感を表現。奥さんの雅代さんといっしょに“作る”と“売る”を分担しながらお店を切り盛りしているんだ。

北本の名店で修行して地元で念願の店を開いて10年
伊奈ローズちゃんのオリジナルどら焼きはマスト!

伊奈ローズちゃんのオリジナルどら焼きはマスト!

お店の名物は、伊奈町のゆるキャラが描かれたどら焼き「伊奈ローズちゃん 手焼きどら150円」。どら焼きの皮は銅板で1枚ずつ焼いていて、はちみつ入りのしっとりとした食感が特徴なんだ。オープンした頃は普通のどら焼きだったんだけど「伊奈町っぽいお菓子はない?」というお客さんの声に応えるために商品化したんだって。ほかにも大きな栗が一粒入った「大栗どら焼き250円」や、生クリームを練り込んだ「生どら焼き175円」もあり、僕は「モンブラン生どら焼き175円」が気になった! 和菓子って日本茶といっしょに食べるイメージが強いけど、ちょっと洋風な生どら焼きならコーヒーや紅茶にもピッタリかもね。

なるほドリ:しっとり柔らかな皮に甘~いつぶあんが入っておいしかったよ~!。 店主 石橋さん:うちのあんこは商品ごとに味を変えているんですよ。豆大福に入れるつぶあんがスタンダードな甘さで、それに水飴を入れて甘味をやや強めたどら焼き用。寒天を加えて食感を変えた最中用があります。 なるほドリ:なるほど~!!あんこの違いを食べ比べてみるのも面白そうだね。 店主 石橋さん:どら焼きの皮だけ(110円)も販売していますから、お家でジャムやアイスをのせてオリジナルのどら焼きにするのもオススメですよ。

伊奈 とやらのここも要チェック!

ほかにもこだわりがたくさんあるよ! 練り切りや最中も自信作

練り切りや最中も自信作

甘く仕上げたこしあん入りの「もなか150円」や「すいーとぽてと200円」なども人気。彩り豊かな伝統の和菓子「練り切り250円」は季節をイメージしたデザインがかわいいね~。

ひとつずつ焼き印を入れる

ひとつずつ焼き印を入れる

焼き印を付けるための焼きごては、東京の合羽橋にある調理器具屋さんに特注して作ったもの。左にある専用のバーナーで熱してからどら焼きの皮に押し付けていくんだって。

北海道産の小豆で作るあんこ

北海道産の小豆で作るあんこ

厳選した北海道の大納言小豆を使って、毎日せっせと作るあんこ。500g単位で販売もしていて、つぶあんは700円、こしあんは800円。僕はお家でアンパンを焼いてみようかな~。

伊奈 とらや

住所
伊奈町学園2-177-1
TEL
048-876-8575
営業時間
10:00~18:00
定休日
水曜日
伊奈 とらや
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