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埼玉北部毎日会
ほっぷ!すてっぷ!ほくぶ! 第104号 2021/11 月イチ特集! なるほドリが埼玉北部をあっちこっち取材! 閉じる

背脂チャッチャって何? この冬おすすめのラーメン じょっぱり(鴻巣市)

国道17号を車で走っていると、大きな「東京環七ラーメン」って看板を発見。ここは埼玉の鴻巣市。だけど東京!? あまりに気になったのでランチを食べがてらお店のことを調べてきたよ。

「土佐っ子」の味が進化して鴻巣にやって来た!

「80年代から90年代にかけて、東京の環状七号線沿いにはラーメン屋さんが沢山あってね。私は当時、背脂チャッチャ系と呼ばれた『土佐っ子』で働いてたんですよ」。そう語るのは店主の川口秋由さん。川口さんは青森県のむつ市に生まれ、28歳頃に「土佐っ子」に入社してラーメン作りを学んだんだ。当時は空前のラーメンブームで、多い時には1日に1000杯以上もラーメンが売れる人気店だったそう。39歳で板橋区に「じょっぱり」をオープンさせ、昨年11月に鴻巣市へと移転。30年以上も前にラーメンを東京で人気を呼んだ伝説の味に、川口さん流のアレンジを加えて提供しているんだ。

「土佐っ子」の味が進化して鴻巣にやって来た!
まずは麺をよく混ぜてスープの一体感を楽しむ

まずは麺をよく混ぜてスープの一体感を楽しむ

「じょっぱり」の人気メニューがこちらの「チャーシューメン1200円」。豚骨と鶏ガラを8時間ほど煮込んだ旨味の強いスープにたっぷりの背脂が浮かび、表面は見ての通り真っ白! 背脂の下に醤油ダレが沈んでいるから、最初に麺とスープをよ~く混ぜてから食べるのがポイントなんだよ。 川口さんがこだわっているのは、スープとの相性を考えて特注する中太麺。ツルツルっと啜れて、噛んだ時にモチッとした食感になるように工夫されているんだ。麺にスープがよく絡んで、口いっぱいにスープの風味が広がっていく~。

なるほドリ:ねぇ川口さん「背脂チャッチャ」ってどんな意味なの? 店主 川口秋由さん:ラーメンを作る時に丼に背脂をチャッチャって振りかけるから、そう呼ばれるようになったんです。 なるほドリ:なるほど~!!背脂をかける様子を表しているのか~。 店主 川口秋由さん:うちは胃もたれしにくい国産豚の背脂を使っているからね、油っこそうに見えて全然しつこくないんです。麺とスープの一体感をぜひ味わってもらいたいですね。

じょっぱりのここも要チェック!

ほかにはどんな見どころがあるかな? 寒い冬には味噌も人気

寒い冬には味噌も人気

北海道味噌「紅一点」に、生姜やニンニクを混ぜた特製味噌ダレで作る「味噌ラーメン900円」。背脂の甘味と味噌が混ざると、とってもコク深い味わいになるんだよね~

背脂たっぷりが味の決め手

背脂たっぷりが味の決め手

行田市の精肉店から仕入れる国産豚の背脂。これがないと「じょっぱり」の味は始まらないわけ。背脂は甘味が強くて、クセのない味。注文時に多め・少なめを指定できるよ。

限定のオリジナル・エコバッグ

限定のオリジナル・エコバッグ

座敷席の前にド~ンと置かれた木彫りの熊にびっくり!
「チャッピーちゃんって言うんだ」と川口さんが教えてくれたよ。よく見ると結構かわいらしい顔をしているね。

東京環七ラーメン じょっぱり

住所
鴻巣氏神明1-9-20
TEL
080-3319-4799
営業時間
11:30~14:00(LO13:30)
18:00~21:00(LO20:30)
定休日
木曜、月曜夜
東京環七ラーメン じょっぱり
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