国道17号からしばらく歩くと見えてきた三角屋根の「喫茶サリュート」。このお店で調理や接客をひとりでこなしている武田直子さんは、イラストレーターとしても活躍している人なんだ。そんな武田さんが作ってくれたのが、真っ赤なスープ料理のボルシチ。ビーツっていう赤い野菜やキャベツ、ニンジン、肉がごろごろ入っているから“食べるスープ”って感じ。野菜の甘味たっぷりのスープは優しい味わいなんだけど、白いサワークリームを混ぜるとコクのある口あたりになり、さらにおいしくなるんだ。
次に作ってもらったのは、こんがりと焼き色の付いたパンの中に肉や野菜が入った、ロシアでは超メジャーな調理パンのピロシキ。地域によって焼いたピロシキと揚げたピロシキがあるそうなんだけど、サリュートのピロシキはすべて焼いたバージョン。ぼくが食べたのは、キャベツと挽き肉、春雨が入った「プレーン286円」とチーズ入りの「チーズローフ330円」。歯応えのしっかりしたパン生地に具材がたっぷり入っていて、1個でかなりの満足感。ボルシチに漬けて食べると味が変わってさらにおいしくなるよ~!
食後は、コーヒーマイスターの資格を持つ武田さんが淹れてくれたアイスコーヒーを注文。ドリンクにはロシアのお菓子がサービスで付いてくるんだ。今日はロシアのビスケットだったよ!
テーブルには誰でも自由に書き込める「お客さまノート」が。メッセージを書くと、武田さんが得意のイラスト入りでお返事を書いてくれるんだ。
お手製のピロシキは、玉子サラダやマサラカレーといったおかず系からアップルシナモンなど甘い系まで23種類。テイクアウトも1個からOKだよ!