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埼玉北部毎日会
ほっぷ!すてっぷ!ほくぶ! 第95号 2021/2 月イチ特集! なるほドリが埼玉北部をあっちこっち取材! 閉じる

「青天を衝け」特集 和菓子屋さんで見つけた渋沢栄一 古伝餡 濱岡屋(深谷市)

深谷市生まれの実業家・渋沢栄一が登場する大河ドラマ「青天を衝け」がいよいよ始まった!そこで今回は、渋沢栄一にちなんだ商品を販売する老舗の和菓子屋さん「古伝餡 濱岡屋」に行ってきたよ。

和菓子を作り続けて130年以上 こだわりはレンガかまどで炊いたあんこ

深谷駅から3分ほどで「濱岡屋」に到着。約1年前に移転したばかりのお店は、「餡an」って書かれた大きなのれんが風にゆらゆら揺れるおしゃれなデザイン。明るい店内には上生(じょうなま)という和菓子やどら焼き、ようかん、最中などがずらり。あっ!「青天を衝け」のポスターもみっけ!! 四代目の岡部登さんによると創業は明治23年(1890)。昔からレンガのかまどでじっくり炊いたあんこを使っていて、移転前の厨房にあったかまどの写真が店内に飾ってあるよ。

和菓子を作り続けて130年以上 こだわりはレンガかまどで炊いたあんこ
渋沢栄一の焼き印が入った名物粒あんとバターの共演は美味!

渋沢栄一の焼き印が入った名物粒あんとバターの共演は美味!

これは登さんが考案した渋沢栄一 バターどら焼き216円(税込)。一瞬「どら焼きにバター⁈」って思っちゃうけど、20代の頃からヨーロッパ各国をまわった経験がある渋沢栄一だから、きっと洋食を好んだに違いないとバターを入れたそう。粒あんとバターって意外に相性がよくて、ほんの少しレンジで温めるとバターが溶けてもっとおいしくなるかも~。渋沢栄一の肖像画の焼き印が押されているから、大河ドラマで注目が集まる2021年は間違いなくヒットするね!

大学卒業後に和菓子の世界へ 伝統を守りながら進化したい

創業から130年を過ぎ、今は四代目の登さんと美雪さん夫婦でお店を切り盛りしているんだ。登さんは大学を卒業してから「濱岡屋」に入り、お父さんのもとで一から和菓子づくりを教わったんだって。「うちの店に代々受け継がれてきた味や製法といった伝統をしっかりと守りつつ、新しい商品をどんどん披露していきたいですね」。お店のショーケースには、野菜ソムリエと一緒に開発したという深谷ねぎ上生やトマト上生など、見た目もかわいいお菓子も並んでいるよ。

大学卒業後に和菓子の世界へ 伝統を守りながら進化したい
なるほドリ:渋沢栄一のお菓子とかグッズを作った理由は、大河ドラマが決まったからなの? 店主 岡部さん:それより前の2019年に新紙幣のデザインに渋沢栄一が決まった時なんです。深谷市ゆかりの人物ですから「これは何か作らないと!」と思いましてね。 なるほドリ:なるほど~!!たしか2024年から新デザインになるんだよね。楽しみだなぁ。 店主 岡部さん:新紙幣に大河ドラマと、この数年は渋沢イヤーが続きます。近くに大河ドラマ館もオープンしましたから、きっとファンの方が来てくれるでしょうね。今後もっと深谷市が注目されることを期待しています!

濱岡屋のここも要チェック!

ほかにはどんな見どころがあるかな? 渋沢栄一グッズも販売中!

渋沢栄一グッズも販売中!

和菓子をのせる懐紙(かいし)や、食べるときに使う黒文字といったアイテムにも渋沢栄一デザインが登場。ちょっとしたお土産にもいいかもね。

カフェはちょっとお休み中

カフェはちょっとお休み中

店舗の奥にあるカフェスペースは、埼玉県の緊急事態宣言が解除されてから再開の予定。壁に飾られた古い和菓子道具もぜひチェックしてみてね。

深谷駅デザインの最中も人気

深谷駅デザインの最中も人気

レンガ造りの深谷駅をモチーフにした驛舎最中194円(税込)も超人気。アイス最中350円(税込)はバニラや抹茶などから選べて、テイクアウトで販売しているんだ。

古伝餡 濱岡屋

住所
深谷市西島町2-18-14
TEL
048-571-0505
営業時間
9:00~18:00
カフェ10:00~17:00
※緊急事態宣言の解除後に再開予定
定休日
水曜
駐車場
8台
公式サイト
https://hamaokaya-fukaya.com/
古伝餡 濱岡屋
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