国道254号線の一本裏通りを走っていると見つけた和食店みたいな店構えの「深緑」。ここは、川島町で大人気のラーメン屋さん「中華そば 四つ葉」が手掛けた新しいお店で、2020年9月24日にオープンしたばかり。ご主人の岩本和人さんによると、この店では豚骨や鶏、貝、昆布、煮干しなど、岩本さんが今までに出合った最高の食材を使って、自分がおいしいと思える究極の1杯を提供するのがテーマだそう。さっそく岩本さんオススメのラーメンを作ってもらったよ。
「はいお待たせ」と出されたのは、「深緑白出汁(しろだし)」1100円。透明なスープの上にキラキラと油が浮かんだ美しいラーメン! スープは豚骨や丸鶏に煮干しや昆布、ハマグリ、アサリなどの魚介素材をたくさん使い、3日がかりで作っているんだって。とことん手間と時間をかけて作っているのは、このラーメンを見ただけで分かるね。チャーシューは手前の鶏肉が基本で入っていて、奥の豚肉はバラ、肩ロース、ロースの中から好きな部位を選べるんだ。今日は僕の好きなロースでお願いしたよ。
お店で出している麺は岩本さんが打っている自家製麺。「はるゆたか」「春よ恋」といった小麦粉を使って、小麦の甘味が香る麺を作っているんだよ。
どんぶりは佐賀県に伝わる有田焼で作った特注品。ラーメンの味をもっともおいしいと感じられるよう、高さや直径まで計算しているんだって。
岩本さんによると、これはカツオ節を削るマシン。削りたての香り高いカツオの本枯れ節をのせたラーメンを近々始める予定とか。これは期待できるね!