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埼玉北部毎日会
ほっぷ!すてっぷ!ほくぶ! 第88号 2020/7 月イチ特集! なるほドリが埼玉北部をあっちこっち取材! 閉じる

百穴名物のそばと味噌おでん 高橋売店(吉見町)

吉見町の西の端にあって国の史跡でもある吉見百穴。その敷地内には65年も前から営業をつづける「高橋売店」というお土産屋さんがあるんだ。2代目店主を務める高橋忠男さんと女将の寿子さんに、お店の歴史や名物料理のことを聞いてきたよ!

吉見百穴が観光地となり昭和30年に小さな食堂を創業

「高橋売店」は吉見百穴の門をくぐってすぐ左。お店の中から笑顔で出迎えてくれたのはご主人の高橋忠男さんと奥さんの寿子さん。店内は飲食スペースとお土産コーナーに分かれていて、百穴観光に来た人たちがここでお茶をしたり食事をしたりするんだ。ここは寿子さんのお父さんが今から65年前の昭和30年に始めたお店で、その昔はラーメンがおいしいお店で知られてたんだって。ご主人の忠男さんは学校の先生を退職してから本格的にお店に立つようになって、手打ちのそばやうどんを作っているんだよ。

吉見百穴が観光地となり昭和30年に小さな食堂を創業
忠男さん自慢の麺とつゆ 手打ちそばを冷や汁バージョンで!

忠男さん自慢の麺とつゆ 手打ちそばを冷や汁バージョンで!

「はいお待ちどおさま」と出してくれたのは、忠男さんお手製のもりそば600円。13年ほど前から始めたという手打ちそばは、北海道産のそば粉を使った本格的な二八そばをカツオ出汁の効いたそばつゆでツルツルっと味わえる高橋売店の名物グルメ。さらに100円をプラスすると「このへんでは昔から夏になるとこれを食べていたのよ」と寿子さんが教えてくれた冷や汁に変更することもできるんだ。きゅうりや大葉の入った赤味噌をそばつゆに入れる夏バージョンの楽しみ方だね~。


なるほドリ:この場所で65年もお店をやっているなんてすごいよね~。お客さんはどんな人たちが来るの? 女将 高橋寿子さん:歴史に興味のある人が百穴を訪れたり、親子連れや若いカップルなどいろんな人が来ますよ。最近はめっきり減っちゃったけど、学校の遠足なんかでも大勢の子たちが来るし、あと海外からの観光客の人もよくいらっしゃいますね。 なるほドリ:なるほど~!じゃあ日本や海外のいろんな人たちがここの手打ちそばを食べていくんだね。 女将 高橋寿子さん:春になると桜が咲くから、お花見がてら立ち寄ってくれるお客さんもいるわね。うちで売っている五家宝はお土産でよく売れるんですよ~。

高橋売店のここも要チェック!

ほかにはどんな見どころがあるかな? 先代の味を受け継ぐ名物

先代の味を受け継ぐ名物

もうひとつの名物が味噌おでん200円。先代の味を今も守っていて、赤味噌をベースにした甘めのタレがたっぷりかかっているんだ。夏はラムネ120円と一緒に味わおう!

柔らかさにこだわった五家宝

柔らかさにこだわった五家宝

「ここの五家宝を知ったら、他の店では買えない」。そうお客さんに言われる五家宝は、食感の柔らかさや太さを細かくオーダーして作ってもらっている高橋売店だけの味。

吉見のいちご製品も多数

吉見のいちご製品も多数

吉見と言えばいちごの町。ということで、店内のお土産コーナーにはいちごの加工品も販売されているんだ。人気のいちごクッキーにプリンやサイダーなんかもあるんだよ。

高橋売店

住所
吉見町大字北吉見329
TEL
0493-54-1688
営業時間
9:00~17:00
定休日
不定休
席数
52席(店内36、店外16)
高橋売店
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