熊谷駅北口から徒歩5分にある「ゴールデンタイガー」は、金澤洋介さんが店主の人気つけ麺店。高校時代から働いていた本庄市の「本庄大勝軒」などで7年キャリアを積んで独立。うどん文化が根付いた熊谷だからこそ、麺のおいしさにこだわりたいと2018年3月に念願かなって自分の店を開いたんだ。何だか強そうな「ゴールデンタイガー」っていう店名は、2017年に生まれた金澤さんの息子の虎太郎くんの名前をもじって考案したんだ。父親が心から愛してやまない仕事をしている姿をいつか息子さんに見せたいんだって。ちなみに写真は金澤さんの愛弟子のゴードンさん。
看板メニューは、何といってもまぜそば「TKM」650円。麺の味を楽しんでほしいからと卵かけご飯をヒントに考案したんだ。米ぬかをしぼって作る栄養満点の米油を配合した甘めのカエシの上に自慢の麺が200g。上にのせた卵を混ぜてから食べるんだけど、これがびっくりするほどおいしい♪ 茹でた麺は氷水でキンキンに冷やしてしめるから、コシの強さも抜群! さらになめらかな喉越しも感じられるんだよ。麺は中盛300g~タイガー1kg(50円~400円)まで選べるんだ。麺がおいしいから女性でも400g食べる人がたくさんいるんだって。麺の味を楽しんでほしいからと卵かけご飯をヒントに考案したんだ。シンプルだからこそ味わえるメニューだね。レモンを搾ってさっぱりと味変もできるよ。
女性にも人気なのがトマトつけめん850円。鶏ガラと豚骨を10時間以上煮込んだスープにトマトペーストをたっぷり入れた背脂たっぷりの濃厚なつけ汁は、動物系の力強い旨味とトマトのあっさりとした酸味のバランスが最高。ツヤツヤの麺の上にのるバジルで漬けた爽やかなスライストマトが、どこかイタリアンな雰囲気を醸し出してるよ。途中でレモンを搾ったり、麺を食べ終わったら、余ったつけ汁にごはん50円を入れてリゾット風や、スープ割してミネストローネスープのようにいただくのもアリ! 食べた後の罪悪感がないのは見た目がヘルシーだから??
金澤さんの一番のこだわりは、ひと口すすればわかるほどのツルツル麺。製麺所に特注する麺は、数種類の小麦粉をブレンドして強いコシを実現。小麦本来のふくよかな風味もしっかりと感じられるんだ。
「TKM」の卵は深谷市の田中農場の紅玉。純国産の鶏「もみじ」が産む紅い卵黄と弾力ある白身が印象的な卵は、とても味が濃厚! ミシュランガイドにのる名店も使っているんだって。
元々ホルモン焼肉店だった物件をリフォーム。打ちっぱなしのシンプルな雰囲気の店内には、所々にタイガーをモチーフにしたアイテムも。テーブル席もあるから家族連れでもオッケーだね。