東秩父村の歴史は約8000年前の縄文時代までさかのぼるといわれ、古代の土器や集落遺跡などがたくさん発見されているんだ。中でも有名なのが槻川の上流にある「関場遺跡」。ここでは6軒の住居跡が見つかったり、石器や石剣などが出土しているんだよ。鎌倉時代には後の松山城主・上田氏の菩提寺となった浄蓮寺もでき、今も続く「獅子舞」「神送り」といった行事が各村で行われていたとか。山林が村の8割を占める東秩父では、林業や養蚕業のほか、花や茶、シイタケの栽培などの農業が盛んで、手漉き和紙「細川紙」の産地としても有名だよ。
昭和31年に大河原村と槻川村が合併して生まれた東秩父村。秩父盆地から山を隔てた東側にあることからこの村名になったんだって。
3~4月は花桃や桜、5月上旬は山ツツジ、そのあとポピーが6月上旬まで見頃を迎え、あじさい、彼岸花、紅葉と季節を通していろんな花が楽しめるよ。
毎年秋に開催される村の商工会主催のお祭り。出店やイベントのほか、夜になると浄蓮寺の御会式(おえしき)で花火が盛大に打ち上げられるんだ。
小川町役場をスタートし、東秩父村や寄居町の山々を歩くハイキングイベント。秩父のおいしい空気と美しい景色をながめながら自分のペースで歩くんだ。
村の中央を流れる槻川沿いにある「ヤマメの里親水公園」は、ヤマメやカジカといった魚たちが生息する自然豊かな公園。園内の渓流では水遊びを楽しんだり、釣りをする人の姿も。バーベキュー施設も完備されているから、夏はのんびりと1日を過ごすのに最適だね。毎年夏には「ふれあいまつり」も開催されるから、今年の夏はぜひパパママと遊びに行ってみてね。
秩父郡東秩父村皆谷741/駐車場:あり
三角形のような地形をした東秩父村のほぼ中央にある村役場。近くには小中学校や駐在所をはじめ、道の駅「和紙の里ひがしちちぶ」や秋の彼岸花で有名なスポットがあって、小川町へと続く道沿いには季節の花が咲いていて、かわいいカフェもあるよ。