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埼玉北部毎日会
ほっぷ!すてっぷ!ほくぶ! 第52号 2017/7 月イチ特集! なるほドリが埼玉北部をあっちこっち取材! 閉じる

美里町役場 農林商工課の小峯さんに聞いた 美里町はこんなトコロ

埼玉県北西部に位置する美里町。小山川や志戸川が流れるこの町には歴史と自然があふれているんだよ。なかでもブルーベリーの栽培面積は国内最大規模。毎年夏になると、ブルーベリー狩りを楽しむ人で町が賑わうんだ。

古墳が集まり、勇猛果敢な武蔵武士が活躍した美里

美里町には縄文時代の土器や石器も数多く残り、古代から人が暮らしていたことがわかっているんだ。なかでも円墳をはじめ、たくさんの古墳が造られ埴輪も多く出土されたんだよ。平安時代後期からは関東においてもっとも強烈な武士団であった「武蔵七党」のひとつ猪俣党のゆかりの地として知られ、このなかで最も名を挙げたのが猪俣小平六範綱(いのまたこへいろくのりつな)だったんだ。保元の乱や平治の乱で武功をあげた武蔵武士としても有名で、その勇猛な活躍は『平治物語』にも記されているんだよ。その後明治時代になると、この地域では小麦や養蚕業が盛んになり、農業地域として現在も発展しているんだ。

昭和29年 美里村誕生を祝う役場庁舎

美里町の名前の由来は?

昭和29年に「東児玉村」「松久村」「大沢村」の3つの村が合併して美里村が誕生。村の名前は住民から公募して選ばれたんだ。将来も平和な農村として発展したいという意味が込められているんだよ。昭和59年に町制施行で美里町になったんだ!

美里夏まつり花火大会

毎年8月15日に堂前山の尾根に浮かぶ108の灯とあわせて、数千発もの花火が夜空を彩るんだ。県内の花火師が腕を競って開催されるスターマインコンクールも同時開催。

猪俣の百八燈

花火大会と同日に行われる、400年以上続く盆祭りの行事。鎌倉時代の武将、猪俣小平六範綱とその一族の霊を慰めるための行事で、地元の青少年がすべて取り仕切ってるんだ。

ミムリン

美里町の未来と夢をモチーフにした「美夢里(みむりん)」という鳥なんだ。ブルーベリーを食べ過ぎて頭と体がブルーベリーになっちゃった、かわいらしいキャラなんだよ。

甘酸っぱい香りに包まれた美里町のブルーベリー

甘酸っぱい香りに包まれた美里町のブルーベリー

現在、町をあげて取り組んでいる農産物が、植栽面積が国内最大規模を誇るブルーベリー。町内には観光農園が21戸あり、太陽の恵みを受けた甘酸っぱいブルーベリーが各所で味わえるんだ。
すべての観光農園が埼玉県から「エコファーマーの認定」と「埼玉県特別栽培農産物認証」を受けているから、環境にもやさしくて安心なんだよ。摘み取りシーズンは6月中旬~7月中旬の早生種と、7月中旬~9月上旬の晩生種があるから、詳しいことは美里町観光協会内のページでチェックしてみてね。

美里町の名物・特産品など

なるほドリ ブルーベリー 国内最大規模の植栽面積を誇るブルーベリー。町内には21戸の観光農園が点在していて、栽培品種も多く、収穫期間が長いから多くの環境客が訪れるんだ。 エゴマ シソ科の植物で食用油の原料になるエゴマは、独特な風味と香りが特徴。円良田特産センターではエゴマを搾油して、加工品としても販売しているんだよ。 ブルーベリー加工品 爽やかな甘みと程よい酸味のブルーベリーを使ったフレッシュジュースとジャムも注目。町内の直売所や観光農園で手に入れられるんだ。 美里町の特産品といえばこちら!

お話をうかがった場所

美里町役場

松久駅の近くにある美里町役場は昭和56年に庁舎が完成。美しい自然や田園の広がる見晴らしのよい場所にあり、地域住民の暮らしをよりよいものへとするために活力のある街づくりに取り組んでいるんだよ。

所在地
児玉郡美里町大字木部323-1
TEL
0495-76-1111(代)
開館時間
8:30~17:15
閉庁日
土曜、日曜、祝日(一部、休日開庁あり)
駐車場
75台
写真提供
美里町
美里町役場
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