秩父には大昔の遺跡が沢山残っていて、最近の発掘調査によると約1万6000年前には秩父地方に人がいたらしい。田畑が少ない秩父地方では桑を栽培する家が多く、江戸時代から養蚕業が盛んに。秩父の絹はクオリティが高いと評判になって、次第に織物産業が発展したんだ。明治から昭和初期にかけて秩父銘仙(めいせん)というブランドで脚光を浴びたんだって。また大正時代には、武甲山の石灰岩を使ったセメント産業もスタート。秩父セメントという会社が日本の高度経済成長期を支えていたんだよ。
数ある説のなかで、901~923年に作られたとされる書物『旧事本紀』にある一節「知知夫(ちちぶ)国造、瑞籬朝の御世に八意思兼命の十世の孫、知知夫彦命国造に定め賜ふ」が有力らしいんだ。つまり「知知夫」が秩父の語源というわけ。
4月中旬から見頃を迎える羊山公園の「芝桜の丘」。色とりどりの芝桜がじゅうたんのように咲き誇り、毎年50万人もの観光客が訪れるんだ。
約350年前から行われている秩父の冬のお祭り。毎年12/2、3に開催されていて、絢爛豪華に装飾されたな山車6台が曳き廻される様子は必見だよ!
郷土料理「みそポテト」が大好きなクマの妖精。みそポテトの食べ過ぎで、頭から味噌がにじみ出しているんだ。秩父の温泉めぐりが好きらしいよ。
日本三大曳山祭のひとつに数えられる秩父夜祭のことを勉強できる「秩父まつり会館」。館内には秩父夜祭の歴史や関連資料を展示したコーナーや、祭りのクライマックスシーンをハイビジョン映像で楽しめるシアターなど、見どころ満載。実物大の笠鉾と屋台が置かれた1階の展示スペースでは、秩父夜祭の雰囲気を音と光と映像で再現したプロジェクションマッピングを上映。まるで本物の祭り会場にいるような体験ができるんだ。
秩父市番場町2-8 / 0494-23-1110
4~11月:9:00~17:00 / 12~3月:10:00~17:00
第4・5火曜日(祝日は開館)、12/29~1/1は休館
西武秩父駅のすぐ前にあって、秩父市の観光スポットやグルメスポット、宿泊施設の情報などを教えてくれるんだ。レンタサイクルの貸し出しもしているから、天気のいい日は自転車で秩父めぐりを楽しめちゃうね!