MAINICHI TOWN PARTNER
埼玉北部毎日会
ほっぷ!すてっぷ!ほくぶ! 第37号 2016/4 月イチ特集! なるほドリが埼玉北部をあっちこっち取材! 閉じる

深谷市イメージキャラクター ふっかちゃんに聞いた 深谷市はこんなトコロ

深谷市は埼玉北部にある人口約14万人の都市。近代日本経済の基礎を作った渋沢栄一の故郷でもあり、年間を通じて開かれる多彩なイベントには県外からたくさんの観光客が訪れるんだ。そんな深谷市の魅力をふっかちゃんに教えてもらったよ!

花と野菜、赤レンガで有名な深谷市

1456年に造られた深谷城を中心に発展した深谷市。利根川と荒川では古くから水運産業がおこなわれ、江戸時代には中山道の宿場町として発展したんだって。農村部では、ふたつの川の恵みを活かして花や野菜の栽培に力を入れ、今でもねぎやトウモロコシの名産地だよね。そのため深谷市は“関東の台所”と呼ばれることもあるんだ。明治時代からはレンガ産業も盛んで、市内にあった日本煉瓦製造株式会社で製造した赤レンガは東京駅の建設に使われているんだよ。

昭和25年の深谷駅

どうして深谷っていう地名になったの?

利根川が氾濫してできた谷戸(やと)・谷地(やち)と呼ばれる低湿地が広がっていたからという説、その周囲に群生していた萱(かや)が折り重なった「伏萱(ふせがや)」が訛った説などいろいろあるみたい。

ふかや花フェスタ&オープンガーデンフェスタ

花の街にちなんで、4月下旬に深谷城址公園で開かれるイベント。市内ではオープンガーデンも開催され、ツアーバスやタクシーで花めぐりできるよ。

深谷七夕まつり

江戸時代にやっていた「星まつり」が起源という、歴史あるお祭り。旧中山道を彩る七夕飾りを見ようと、毎年10万人もの人がやってくるんだ。

深谷ねぎまつり

深谷の「ねぎ愛」たっぷりのお祭りがこれ!
瀧宮神社でお祓いをうけた福ねぎが来場者に配られたり、深谷ねぎ料理選手権などの催しがいっぱい。

全国区の人気者となったふっかちゃん

2010年に誕生したふっかちゃんは、頭に深谷ねぎのツノが生えた深谷市のイメージキャラクター。ずっと親しまれるキャラクターを作ろうと全国から公募したアイデアは1406点もあったとか。北海道や沖縄からも応募があったんだって。最後は市内の小中学生の人気投票で選ばれたふっかちゃん。2014年に開催された「ゆるキャラ®グランプリ」では準グランプリに選ばれ、その人気は全国区に。今ではいろんなテレビ番組に出演するほどの人気者だよね。

ふっかちゃん
深谷の魅力をまるごと体験する「深谷○(えん)旅」

深谷の魅力をまるごと体験する「深谷○(えん)旅」

深谷市にゆかりのあるグルメや文化、歴史をたくさんの人に体験してもらおうと、2013年から始まった秋のイベント。市内のいろんな店とコラボして、漬物づくりや酒づくり、草木染め、畑での収穫、陶芸、お寺でのヨガ教室など、毎年50種類ほどの体験プログラムが用意されるんだ。土日や祝日にも開催されるからパパやママと一緒に参加できるよ。第4回の今年はどんなプログラムがあるか楽しみだなぁ~。

深谷市の名物・特産品など

なるほドリ 深谷市の野菜 収穫量が全国第1位の深谷ねぎをはじめ、甘〜いトウモロコシ「味来(みらい)」、キュウリ、ブロッコリーなど…実は深谷って野菜王国だったんだ。 漬物 いろんな野菜を作っている深谷市では、昔から漬物の生産も盛んなんだ。たくあんやキュウリの漬物以外にも、深谷ならではの商品がたくさん! 煮ぼうとう 幅広の麺と深谷ねぎなどの野菜をたっぷり煮込んだ郷土の味。渋沢栄一も好きだったという煮ぼうとうは、市内のいろんな飲食店で食べられるよ。 深谷市自慢のグルメを味わってみてね!

お話をうかがった場所

深谷市役所岡部総合支所

JR岡部駅から徒歩5分ほど、深谷市の観光情報を発信する商工振興課は今年3月にこの庁舎内に移動したんだ。車で北に10分ほど行った場所に「道の駅おかべ」があって、深谷産の野菜や漬物、地酒も売っているよ。

所在地
深谷市岡2381-1
TEL
048-577-3409
開庁時間
8:30~17:15
閉庁日
土曜、日曜、祝日
駐車場
21台
写真提供
深谷市
深谷市役所岡部総合支所
ページトップへ