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埼玉北部毎日会
ほっぷ!すてっぷ!ほくぶ! 第32号 2015/11 月イチ特集! なるほドリが埼玉北部をあっちこっち取材! 閉じる

加須市役所 商業観光課の細田周作さんに聞いた 加須市はこんなトコロ

埼玉県の東北部にあり、群馬・栃木・茨城の県境に位置する人口約11万人の加須市。四季折々の花に囲まれた町には、日本一の生産量だった「こいのぼり」や、名物の「加須うどん」など、見どころ、食べどころがたっぷり!

2つの河川の恩恵を受けた加須

平成22年3月に北埼玉郡騎西町・大利根町・北川辺町と旧加須市が合併して誕生した加須市。東西南北に約16kmの広がりを持つ平坦地で、市北部に流れる利根川や渡良瀬川の豊かな水のおかげで、古くから広大な水田が広がり、米作などの農業が発展していたんだ。江戸時代には中山道と日光街道を結ぶ宿場町、関東三大不動のひとつ「不動ヶ岡不動尊」の門前町として繁栄。現在も市内には文化財や遺産が数多く残っているんだよ。

昭和29年 市制記念パレード
市制10周年

長さ100mの巨大こいのぼりが空を泳ぐ

加須市の名物は「こいのぼり」。明治初期に提灯や傘の職人が副業で作り始めたのがきっかけで、第二次世界大戦前には生産量日本一にもなったんだ。これを記念して加須市民平和祭では全長100mのジャンボこいのぼりが平成元年から登場。現在4代目のこいのぼりの制作には市民約3500人が参加した。もうひとつの特産品は300年以上の歴史があるとされる「加須うどん」。古くから米と小麦の二毛作が行われ「不動ヶ岡不動尊」の門前で参拝客にうどんを振る舞っていたという史料も残っているほどなんだ。

ミステリーに包まれた「加須」の命名

加須という地名の由来は、元禄頃に利根川の治水工事や新田開発が活発化し、加須の石高が増加。「加増」から「加須」へ改められた説。利根川本流の「河洲(かす)」が転じた説などがある。加須の名前の由来はまだまだ謎に包まれているんだ。

浮野の里

武蔵野の田園風景が今も残るスポット。山の湿原でしか見られない珍しい植物が自生し、4月には黄色のノウルシなどがかわいらしく咲き乱れる。

不動ヶ岡不動尊總願寺

1616年に總願上人によって開基。毎年2月3日の「節分会・鬼追い豆まき式」では芸人さんも出演し、毎年多くの参拝客で賑わうんだ。

加須市民平和祭

毎年5月3日に行われる市民の平和への願いを込めた祭典。全長100m、重さ330kgのジャンボこいのぼりの遊泳や模擬店や特産品の販売もあるんだよ。

最新技術のプラネタリウムを見学

最新技術のプラネタリウムを見学

宇宙への夢が広がる複合型学習施設。宇宙服の展示やフライトシュミレーター、天体観測室に加え、世界初の単眼式超高解像度8K対応型デジタルプラネタリウム(1回100円)を導入。ドーム一面に広がる迫力ある映像と臨場感あふれる音響で、今まで体感したことないような美しい星空が目の前に広がるんだ。また加須サイクリングセンターでは、無料でレンタサイクルもできるので、利根川サイクリングロードを自転車で駆け巡ってみよう。
加須市外野350-1/0480-69-2160/9:00~17:00/火曜休み
サイクリングセンター:0480-68-6200

加須市の名物・特産品など

なるほドリ こしひかり 利根川と渡良瀬川の合流地点、北川辺地域のブランド米「北川辺こしひかり」。その品質の高さからファンを増やしている。米粉を使った「こしひかり饅頭」も人気なんだ。 五家宝 もち米から作るおこしを水あめで固め、加須産の大豆を炒った香ばしいきなこをまぶじた郷土菓子。1862年創業の武蔵屋本店が有名だよ。0480-61-0172 加須うどん 地元産小麦粉を使ったうどんはコシが強く、ツルッとしたのど越しのよさが特徴。市内には約50店舗もあり、スタンプラリーもやっているんだ。 加須市の特産品をたっぷり紹介!

お話をうかがった場所

加須市役所

東武伊勢崎線加須駅から徒歩5分の距離にある庁舎。水と緑と文化の調和した元気都市というスローガンを掲げ、活力あふれる魅力的な街づくりのお手伝いをしているんだ。

所在地
加須市下三俣290
TEL
0480-62-1111(代)
開庁時間
8:30~17:15
休庁日
土曜、日曜(市民課・税務課・収納課は開庁)、祝日、年末年始
駐車場
90台
写真提供
加須市
加須市役所
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