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埼玉北部毎日会
ほっぷ!すてっぷ!ほくぶ! 第31号 2015/10 月イチ特集! なるほドリが埼玉北部をあっちこっち取材! 閉じる

吉見町役場 地域振興課の笛木学さんに聞いた 吉見町はこんなトコロ

埼玉県比企郡の東部に位置する人口2万人の吉見町。日本最大級の横穴墓群「吉見百穴」や創建1300年の「吉見観音」、さらに県内一の生産量を誇る「吉見いちご」など、吉見町の魅力ついて話を聞いてきました。

埼玉No.1の生産量を誇る吉見いちご

その昔、吉見町一帯は横見郡と呼ばれていたんだ。明治22年の町村制施行によって東吉見村、西吉見村、南吉見村、北吉見村の4つの村が生まれ、昭和29年には4つの村が合併し吉見村に、昭和47年には町政を施行して吉見町になった。荒川と市野川に挟まれた肥沃な地だったことから、稲作を中心に農業が発展。昭和30年頃にイチゴ栽培が始まり、一時期は100件ほどのいちご農家が集まった時代もあった。今では県内で一番の生産量なんだよ!

家族で田植えをしている様子
吉見百穴

1400年の時を超えた吉見町のミステリーシンボル

約1400年前に生まれた日本最大級の横穴古墳群「吉見百穴」。凝灰岩の壁面に219個の穴がぽっかり空いている岩山で、現在は国指定史跡にも認定されているんだ。江戸時代には「天狗さま、雷さまが掘った穴」といった伝説もあったとか。戦時中には3本の大きな洞窟が掘られ、地下に飛行機のエンジン部品を製造する軍需工場にも使われた歴史もある。百穴の一部にはかすかに光を発する希少なヒカリゴケが自生していて天然記念物にも指定されているよ。

町名の由来はゲン担ぎから??

吉見という地名は伝説によると「ヨクミユ」、その後「横渟(よこぬ)」や「横見」を経て、現在の「吉見」と呼ぶようになったらしい。言い間違えとも、なまりともいわれているけど、吉(きち)が見えるという縁起が良い名前だよね。

八丁湖ヒーリングナイト

11/20~22に開催する「八丁湖ヒーリングナイト」。紅葉を幻想的にライトアップするイベントで、今年は小学生向けのスポーツイベントも開催予定。

イルミネーションフェスタ

12/5から始まる今年で13回目を迎えるイルミネーションイベント。参加団体が作ったオリジナルイルミネーションが吉見町民会館前で光り輝くよ。

よしみん

吉見いちごがモチーフの吉見町PR大使。おでこの模様は吉見の百穴、お腹の数字「2537」は日本一の荒川の川幅2537mを表しているんだ。

比企のゆるキャラが大集合

比企のゆるキャラが大集合

「元気×100 ひゃくあな祭」が11/14の埼玉県民の日に開催。当日は吉見百穴が無料開放され、比企のゆるキャラが集まって撮影会やミニ江ノ電乗車体験など、大人から子どもまで楽しめるイベントが行われるんだ。ポン菓子の無料配布や野菜の直売会も実施されるよ。勾玉やハニワづくりの体験コーナーも注目だ。今年初登場は専用のロープを使って木登りが楽しめるツリークライミング。木の上から森の仲間たちを見てみよう。

吉見町の名物・特産品など

なるほドリ イチゴスイーツ 吉見いちごを使ったスイーツが登場。イチゴを生地に練り込んだいちごタルトや、冷凍イチゴのジェラートこいいちごなど、オリジナルメニューがずらり。 あぶら味噌 なすや玉ねぎなど旬の野菜を豚バラ肉と一緒に炒めて、手作り味噌と砂糖で味付けしたB級グルメ。ほんのりした甘みと野菜の旨みがクセになる! 道の駅いちごの里よしみ 直売所併設の道の駅。獲れたて野菜やイチゴなどを販売する直売所や、地粉うどんが味わえる物産館など見どころが満載なんだ。 吉見町のおいしいグルメをたっぷり紹介!

お話をうかがった場所

吉見町役場

1984年に合併30周年を記念して現在の庁舎が完成。暮らしや日常生活の相談や、観光情報を提供し、地域の活性化に力を入れているんだ。2000年には平和都市を宣言したんだよ。

アクセス
JR「鴻巣駅」より車で5分
所在地
比企郡吉見町大字下細谷411
TEL
0493-54-1511
開庁時間
8:30~17:15
休庁日
土曜、日曜
駐車場
100台
写真提供
吉見町
吉見町役場
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