店のご主人曰く1938年(昭和13)「頃」に創業したこの店は、最初はだんごや大福を買ってイートインできる和菓子屋さんでした。それが次第にラーメンや定食を出す食堂へと変わったんだ。今でも自家製にこだわっているんだよ。ご主人が毎日朝から仕込むラーメンスープは、鶏ガラと豚骨をベースにしたあっさりなつかしの醤油味で、この味を求めて長年通うファンもいるとか。店先では今でもだんごやいなり寿司が販売されているよ。
小麦粉とカレー粉でつくる自家製カレーペーストを、注文のたびにラーメン用のスープでのばしてルーにするんだよ。
リフォームされているけど、この木製テーブルとイスが懐かしくっていい感じ。壁にある黒いメニュー表も味があっていいね!
みそラーメン 600円/野菜炒め定食 650円/カツ丼 750円/カツカレー 800円 |
御花畑駅近くにある商店街の一角で、すっごくクラシックな雰囲気を出しているこの店は、1927年(昭和2)から続く老舗食堂。創業当時のまま残る建物で、2004年には国の有形文化財に指定されたんだ。フォークとナイフを使う洋食になじみがなかった戦前は、本格洋食が食べられるおしゃれなカフェとしてにぎわったんだって。創業から80年以上たった今もなお、当時の味が食べられるとあって、地元の人たちに愛される食堂なんだよ。
この道50年のご主人が手際よくフライパンをあおる。チキンライスを別のフライパンで作った玉子焼きと合わせて完成!
コンクリートの床ってのが、いかにもレトロでしょ? 取材でおじゃましたときも映画のロケで使われることが決まったばかりでした。
ラーメン 500円/ソース焼きそば 500円/カレーライス 600円/ソースカツ丼 700円 |
マスターの娘さんが店名を考えたという「コスモス」は、1975年(昭和50)から続く純喫茶。店でブレンドしたコーヒー豆を使い、サイフォンという道具で入れる美味しいコーヒーが自慢の店なんだけど、ここのナポリタンもぜひ食べてほしい! 鮮やかなケチャップ色に染まった昭和のナポリタンは、マスターがいろんな喫茶店の味を研究して考案したもので、ボリュームもかなりある。最近はこのナポリタンを求めて、多くの若い女性客が来るんだって。
太さ2mmのパスタと具材を炒め、最後にトマトケチャップを絡める。箸で混ぜ合わせるあたり、いかにも喫茶店のナポリタンって感じ。
昭和のまま時間が止まったような雰囲気の店内だね。モーニングやランチタイムには地元の人たちが食べにやってくるんだ。
ミックスサンドウィッチ 740円/ミートソース 840円/生姜焼 1,050円 | |
コスモスブレンド 420円/炭火焼 630円/ブルーマウンテン 1,030円 |
※駐車場の場所はおたずねください。