寄居町で82年前に始まったこの花火大会は、地元の各町内からボンボリ、提灯で美しく飾りたてた舟山車が荒川に出て、そのバックに花火が盛大に打ち上げられる絢爛豪華なイベント。天高く咲いた花火と川面に映った舟山車がとっても幻想的で、“関東一の水祭り”といわれているんだ。打ち上げ花火のほかにもナイアガラや仕掛け花火などがたくさんあって、昨年は約58000人の人出でにぎわった、寄居の夏を代表するお祭りなんだよ。
花火大会のクライマックスともいえる打ち上げ花火と舟山車の共演。夜空に舞い上がる花火はとっても幻想的だね!
長さ130mにもおよぶ巨大なナイアガラは、夜の玉淀を明るく彩る名物花火。これは絶好のシャッターチャンス!
※小雨決行。荒天の場合は中止となります。
写真提供:寄居町商業観光振興課
1933年に市制施行され、その翌年に開催された花火大会がルーツといわれる熊谷花火大会。戦争中に一時中断されてしまったけど、1948年に「大熊谷復興煙火大会」として復活したのが、現在まで続く花火大会なんだ。荒川河川敷で打ち上げられる約1万発の花火を見ようと、昨年は約35万人もの人が来場したんだって。記念日のメッセージを込めた花火や、花火業者7社が競い合う「スターマインコンクール」など、見どころ盛りだくさん!
地元企業などの提供による花火のほか、「メッセージ花火」として結婚や誕生日のメッセージを花火とともに伝えるものもあるよ。
花火業者7社がそれぞれの美しさと技を競い合う「スターマインコンクール」。各社の本気の花火はすごい迫力と華やかさ!
※荒天などの場合は、11、17、18日の順に延期となります。
※会場に近いほど帰りは車が集中して大渋滞に。
高崎線以北の有料駐車場利用がおすすめです。
写真提供:熊谷市商業観光課、渡辺芳則
「長瀞船玉まつり」は、船下りの船頭さんが水上安全を祈願して水神様をお祀りしたのがその始まりとされている、秩父路の夏の風物詩。この花火を見るため、昨年は約7万人が長瀞岩畳周辺に集まったんだって。約1000基の灯ろう、ちょうちんをつけた船が夕暮れの荒川に放たれ、夜になると対岸から3000発を超える花火が打ち上げられる。川面に映る灯ろう流しの灯りと勇壮な万灯船、夜空を彩る花火のダイナミックな共演はオドロキの連続!
水上安全を祈願して水神様をお祀りしたことが起源とあって、日頃の感謝とこれからの安全を祈願するところからスタート。
約1000基の灯ろうと勇壮な万灯船が川に出たら、いよいよ祭り本番。花火が打ち上げられるまでワクワクが止まらない!
※注意点:駐車場には限りがあるため、できるだけ公共の交通機関で来場ください。
写真提供:(社)長瀞町観光協会