秩父のお土産として有名な豚味噌漬け。元々はイノシシ肉の保存を目的とした、秩父地方に伝わる伝統的な製法だったんだ。ここ「野さか」は、そんな秩父伝統の豚味噌漬けを丼にして提供した元祖の店。秩父味噌を3種類ブレンドした味噌ダレに漬けた豚肉を、備長炭で香ばしく焼き上げた「豚みそ丼」は、これを目当てに秩父に訪れるお客さんも多いという人気グルメ。秩父に行ったらぜひ味わいたい一品だね。

市内を流れる荒川の川幅が日本一に制定されたことにちなんで、鴻巣では川幅グルメがちょっとしたブームなんだ。ここ「久良一」さんは、幅がなんと5cm以上の川幅うどんで有名だよ。ご主人が手打ちで作るうどんは以前から美味しいと評判で、今ではこの川幅うどんを求めて、県外からもお客さんが来るんだって。この「冷製川幅うどん」には普通の太さのうどんと川幅の2種類が入っていて、食感を食べ比べてみるのも楽しいかもね。

北本の名産品トマトをアピールするために考案された「トマトカレー」は、ライス、カレールー、トッピングにトマトが入っていることが決まりなんだ。北本駅の近くにある「あさひ庵」さんでは、ここだけというトマトバター炒めライスが味の決め手。このライスにルーを絡めて食べると、コクがあるのにトマトの爽やかな味わいでさっぱりした口当たり。ミニトマトの隣にあるのはトマト入りのミニハンバーグ。トマトづくしのカレーだね！

みんなが知っているカツ丼は卵とじ、それともソースカツ丼なんていうのもあるよね。でも、小鹿野町でカツ丼といえば「わらじカツ丼」。5～6mmの薄く切った豚肉をラード脂でカラッと揚げた わらじのようにおっきなカツを、甘辛しょう油ダレに絡めた個性的なカツ丼だよ。見た目はインパクト大だけど、意外とさっぱりとしていて食べやすい。カツは2枚入っているから、1枚目をふたに乗せておいて、まずは2枚目からガブリ！ といこう。