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吉見町

吉見百穴【吉見町】2013.07.15

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国指定の史跡「吉見百穴(よしみひゃくあな)」。約1300年前の古墳時代終末期の横穴墓群といわれ、とある文献によると江戸時代の中ごろから「不思議な穴」として地域の人々に興味をもたれていたようです。明治20年に帝大(現東京大学)大学院生だった坪井正五郎博士が発掘調査をおこない、玉類・金属器・土器類など多数の異物が出土しました。当初、坪井氏により「百穴は先住民族の住居地である」といわれていましたが、その後、日本各地で調査例・資料が増加しその結果、吉見百穴は古墳時代の横穴墓であることがわかりました。大正12年には国指定史跡となり現在219個もの穴が数えられます。また、敷地内には天然記念物に指定されているヒカリゴケが群生している洞穴もあり、暗がりの中で黄緑色に発色するコケを見ることができます。
敷地内には埋蔵文化財センター・資料展示館もあり、吉見百穴にまつわる展示などを見学できます。

■住所 比企郡吉見町大字北吉見324
■電話 0493-54-4511
■開館時間 8:30~17:00(入館は閉館30分前まで)
■休館日 無休
■観覧料 おとな:300円 こども:200円