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小川町

女郎うなぎ 福助【小川町】2013.06.07

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小川町駅から歩いて5分ほど、「ここは絶対美味いに違いない」と期待させてくれる佇まい。唐破風の屋根をくぐって店内に入ると、まるで時間が止まったかのようなレトロな雰囲気。「福助」さんの名物は何といっても「女郎うなぎ」。今からおよそ160年前にこのお店と縁のあった花魁が教えてくれた秘伝の製法によって生まれた料理だから「女郎」という名がつけられたとのこと。
注文のたびにうなぎをさばき、炭火で焼いたのちに20分ほどうなぎを蒸すそうです。蒸すことで肉がふっくら柔らかくなったところを秘伝のタレにつけて再び焼きます。こうして手間暇かけて作られるうなぎは、お重のフタを開けたとたんに艶やかな姿を現します。箸がすっと入る柔らかなうなぎと、よくタレが染みたごはんを頬張れば、なんともいえない幸福感に包まれます。あっという間に完食でした(^_^.)
ゆったりした時間が流れるなかでの食事は久しぶりでしたので、もうちょっと長居したくなり、シフォンケーキセット(750円)も注文。メニューをよく読むと、うなぎの蒲焼きに使っている秘伝のタレと夏みかんジャムを練り込んだシフォンケーキで、食べたら納得! 確かにほんの~りタレの風味を感じます。だからといって、タレの主張が強いわけではなく、和と洋の見事な共演がクセになりそう!! このシフォンケーキを作っている若女将に聞くと、小川町の経営革新計画のために、商工会ほか有志の方々と考案したメニューなんだそうです。
つかの間のタイムスリップ気分と、最高のお料理を堪能できました。

■住所 比企郡小川町大字小川97
■電話 0493-72-0026
■営業時間 11:30~21:00
■定休日 月曜

■ランチメニュー
かたくり膳(限定10食) 、つき川、仙元、金勝山
※平日11:30~14:30までの提供
※きも吸、ミニサラダ、ちゃわんむし、おしんこが付きます
※価格はその日により変動します。詳しくは店舗にお問い合わせください