2016年 8月
熊谷支局長:橋本 政明
熊谷・2年ぶりの熊谷市総合防災訓練2016.08.31
県北部を震源域とする直下型地震が発生し、大きな被害が出たと想定した熊谷市の総合防災訓練が27日、荒川河川敷の熊谷荒川緑地自由広場で行われました。住民や企業、市、消防、警察など61の機関、団体約700名が参加。雨が降る悪条件の中、参加者は真剣な表情で取り組んでいました。緊急地震速報が流れると会場に集まった参加者は、その場で手や腕で頭や首を守りながらかがみ、揺れが収まるまで待つシェイクアウト訓練を開始。自衛隊と消防本部が倒壊家屋から負傷者を救出、けがの程度に応じて治療の優先順位を決めるトリアージなどが行われました。また電気やガス会社によるライフライン復旧など実践的な訓練や住民による初期消火訓練など手際よく進められました。(f4、1/5000、ISO1250)