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2014年 1月

特派員:清水 隆明

山梨学院大付高 20年ぶりセンバツ出場 埼玉出身2選手も甲子園へ2014.01.24

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 3月21日に兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で開幕する第86回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の選考委員会が24日、毎日新聞大阪本社で開かれ、山梨学院大学付属高校の20年ぶり2回目の出場が決まりました。山梨県勢としても7年ぶりで、久々の出場に、山梨県全体がわいています。地元民放は夕方のニュース番組でトップで放送しました。毎日新聞甲府支局も、号外を発行して花を添えました。

 

 埼玉の皆さん、今年は出場校がなくて残念!

 

 午後3時16分、大会本部からの電話を古屋忠彦校長が受け、正式に出場が決まりました。直後に学校中庭で開催された出場伝達式で、野球部ナインは喜びを爆発させました。

 

 長崎清峰高時代の2009年に選抜で優勝した実績があり、昨年4月に就任した吉田洸二監督の話。
 「甲子園は球児のあこがれの場所。選手には思い切って戦ってほしい」

 

 私、昨秋の山梨県大会から、このチームを観察してきました。当初は、よく打つチームでしたが、投手の柱がいないところが課題でした。
 しかし、一度は左翼手にコンバートされた左腕・山口大輔(2年)を主戦に据えてから試合運びが安定しました。関東大会では日大高(神奈川)、健大高崎(群馬)を連破して4強入り。念願の春一番をつかみました。

 

 なんとチームの中で、埼玉県出身の選手が2人います。笠原雅矢捕手(2年、長若中学校=小鹿野町)、控えの井上新太郎投手(1年、秩父第二中学校)です。いずれも、埼玉北部管内ではありませんか! つい応援に熱が入ります。

 

 学校は「昨年暮れの男子高校駅伝優勝に続け!」とばかり盛り上がっています。
 埼玉北部出身選手をはじめ、大舞台で大暴れすることを期待しています。