特派員：清水 隆明

世界遺産見物の後に立ち寄ってみては2013.05.04

　祝・富士山の世界文化遺産登録勧告！

　赴任前から、紙面上での最大の課題でした。どうなるかと思ってましたが、良かったですね。

　実は、審議する国際記念物遺跡会議（イコモス）の発表が、３日午後～４日未明との情報があったものですから、予定より早い判明に多少、バタバタしました。しかし、新年度早々から準備を進めていたため、落ち着いて充実した紙面を作ることができました。やはり、先手必勝ですね！

　毎日新聞は実は、富士山とのつながりが深く、特に甲府支局は、７月に５合目に富士山臨時支局を開設したり、富士登山競走を主催しています。

　いやぁ～、異動早々、こんなビッグニュースの渦中にいられるなんて……風が吹いてきたかしら？　張り切らなきゃーね！

　で、その富士山見物帰りの山梨のお土産といえば「桔梗信玄餅」が有名ですよね。きなこ餅に黒蜜をかけて食べる和菓子です。かわいらしいビニールの包装が上品ですよね。その桔梗屋の本社工場（山梨県笛吹市一宮町坪井１９２８）は、予約なしで工場見学ができるし（無料、約２０分）、アウトレット店やレストランなどもある「テーマパーク」となっています。

　桔梗信玄餅って、今じゃ「桔梗信玄餅プリン」とか「桔梗信玄餅ロールケーキ」とか、いろいろ種類が豊富なんです。知ってました？

　アウトレット店では▽消費期限が近い▽多少変形している▽包装にお金をかけない－－などの理由から、商品を半額で販売しているんです。とってもお得。しかも、商品は一日の中でも刻々と変わっていきます。どんなものがケースに並んでいるかは、行ってみてのお楽しみです。

　人気は、専用袋への詰め放題コーナー（２１０円）です。何倍もの元が取れます。毎日午前９時半からですが、店員さんに聞くと、週末は８時前から行列が出来、整理券を配っても、１１時半には終了するそうです。

　私も休日、家族と行きましたが、すごい人でした。これからは大型バスがツアーの途中で何台も立ち寄るのだとか。

　いうまでもなく、出足が遅れたために、詰め放題はすでに終わっておりました。

　ほかにも、自社農園で育てた野菜や社食弁当（２９８円から）、ジュースなどを格安で販売しています。隣接する直営レストラン「イタリアン　トマト　クラブ」では、焼きチーズカレー（１０００円）をいただきました。ブドウ、モモ、トマトのルーから選べ、フルーティーです。

　家族で楽しい買い物・お食事ができますよ。問い合わせは☎０５５３・４７・３７００（代表）です。