2013年 3月
特派員:清水 隆明
引き続き震災孤児の支援に協力を2013.03.12
東日本大震災から2年を迎えました。紙面で紹介しましたが、震災孤児の支援を続ける狩野義久さん(54)が熊谷支局に来局し、「ピッコロ震災孤児支援プロジェクト」で集めた4万5244円を毎日希望奨学金に寄付しました。
3回目の寄付になります。今までに約60口・40万円が集まりました。今回は娘さんの住む東京へ行く途中に立ち寄ったとか。ご足労いただき、ありがとうございます。
プロジェクトは、震災発生の2011年3月11日にちなみ、協力金「11311」円を支払うと、狩野さんが新潟県湯沢町と福島県・裏磐梯で経営する2ホテルで使える8泊分の無料宿泊券がもらえます。その半額が、震災孤児を支援する毎日希望奨学金に寄付されることになっています。
何とか多くの人にこのプロジェクトを知ってもらおうと、今回は福島版と新潟版にも記事を掲載してもらいました。
また、先月には、新潟県の地元紙「新潟日報」がプロジェクトを紹介しています。
「いろいろなところで取り上げてもらうのはありがたいこと。時間の経過と共に、悲惨な記憶も忘れさられていきますから」と、狩野さんはしみじみと話していました。
豊かな自然が広がる両ホテルでの楽しみ方はいろいろ。絵はがきをくれたさいたま市の女性や、被災した浪江町の人たちとか、一度宿泊すると、常連さんになる人が結構、いるんだそうですよ。
この活動の輪が広がることを願ってやみません。
申し込みはプロジェクトのホームページ(http://www.piccolo-sks.com)から。問い合わせはピッコロホテル セカンド(電話0800・800・8893)です。