2013年 2月
特派員:清水 隆明
華やかに 花久の里ひなまつり20132013.02.16
ひな人形のふるさと・鴻巣市で17日から始まる「鴻巣びっくりひな祭り2013」に先駆けて、同市関新田の「花久の里」でひな祭りを祝うイベントが開かれています。
こちらのひな祭りは昨年から始まりました。ひな壇は市役所のものには及ばないとはいえ、六角すい・高さ4㍍の17段飾りと豪勢で、人形約360体が並べられています。また、花の特産地らしく、下3段には、市の花・パンジー、生産量日本一のパンジー、サイネリアが置かれ、あでやかさを演出しています。
また、別棟の茶室には、地元ふれあいサロン7団体とボランティアが作った、愛らしい「つるしびな」1500個が下げられています。最高齢は85歳のおばあちゃんとか。中身は人形、野菜、果物、花、動物などで、子供の健やかな成長を願ってのものです。見ていると、ついつい、ほおが緩んでしまいますよ。
花久の里でのもう一つのテーマが「食」です。今年から週末限定で「花音里(かおり)まんじゅう」の販売を始めました。地元の小麦粉を使った手作り田舎まんじゅうです。素朴で優しい味わいが人気を呼び、すぐに売り切れてしまうとか。
ほかに、コーヒー、ケーキ、甘酒、地元の花、新鮮野菜なども販売されています。
「鴻巣市役所でのひな祭りイベントにお越しになったら、ぜひ、こちらにも足を延ばして下さい」と、池澤喜久二館長(61)はPRしていました。
20~25日は吹上てまりサークルの発表会、3月3日にはフラワーアレンジメント教室も開催されます。申し込み・問い合わせは花久の里(☎048・569・3811)へ。
17日は午前10時半から、市役所正面玄関前で「鴻巣びっくりひな祭り2013」のオープニングセレモニーが開かれます。ミス日本の鈴木恵梨佳さん(22)も参加して花を添えます。私、大平明日香記者が取材に行くほか、なるほドリもお祝いに駆けつけるよ! まだまだ寒い日が続くけれど、みんなで一足早い「桃の節句」を祝いましょう!