2013年 2月
特派員:清水 隆明
深谷市の菓子店 西間堂本舗2013.02.04
「こむぎっち・かみさと焼」「こむぎっちまんじゅう」など紙面でも何度か紹介した、県北オリジナルお菓子作りにこだわる「西間堂本舗」さんにおじゃましました。お話を伺ったのは、取締役の西倉郁夫さん(52)=写真左=です。
今年で創業82年の老舗です。甘い香りが漂う明るい店内には、おまんじゅうやどら焼き、ケーキなどがズラリと並び、思わず、生ツバ「じゅるじゅる~」もんです。
一押し商品は、生柚を生地に練り込み、しっとり感がたまらない「ゆずカステラ青淵(ご当地の渋沢栄一の雅号ですな)」(1260円)と、特産のねぎとみそを使った甘酸っぱい「ねぎみそまんじゅう」(120円)=写真右、ピンボケご容赦!=です。
ご存じ、本庄市・児玉郡の官民で作る地産地消グループ「神川・上里地域農業・食品産業連携クラスター会議」のメンバーです。生まれも育ちも深谷市民の西倉さんが、なぜ?
「7年前から、関越道上里SAに出店してまして。西武鉄道上里レストランプリンスの酒巻さんから声をかけていただいて、昨年から参加させていただいたんですよ。チャンスがあるなら、多少、難しいことはあっても、挑戦しようと思ってますから」
西倉さんがいなければ、こむぎっちシリーズは誕生していなかった、ということなんです。
これからも、いろいろな商品を開発して、県北のお菓子文化を高めたいと話す西倉さん。これからの「こむぎっちシリーズ」にも期待したいです。
春には、上里産小麦を一部使用し、神川町と深谷市のゆるキャラをパッケージにあしらったチョコレートサブレも新発売するそうです。
一足早く、試作品を紹介いたします(写真左、右側はご進物用にぴったりの柿大福詰め合わせセット)。
☆住所:深谷市起会141の1
☆電話:048・571・0987
☆営業時間:午前8時半~午後6時半
☆定休日:水曜日