2013年 1月
特派員:清水 隆明
第3回加須市ふるさと写真コンクール審査2013.01.10
毎年恒例の「第3回加須市ふるさと写真コンクール」の審査をしてきました。
今年のテーマは「絵はがきにしたい1枚」。実際、入賞作品の中から加須市の四季を象徴する数点を選び、セットにして新年度に販売する計画です。
今年は市内外の愛好家95人から自然の部109点、人物の部42点の計151点が寄せられました。人数、点数とも過去最高です。
みなさん、年々、腕前を上げていますね。去年以上に審査は難しいなぁ、と思っていると……、ふと、不思議なことに気付きました。
なんと、市の特産であり看板であるはずの「こいのぼり」を写した作品が1点もない! 過去最高の点数を更新したというのに!
「昨年5月、雨のためジャンボこいのぼりを泳がせる市民平和祭が中止になったからでしょうか」とは市の広報課。
それにしても、平和祭以外にも、写す機会はいくらでもあるでしょう。よりによって、今回のテーマの時に……市自慢の「こいのぼり」のない、絵はがきセットになってしまうんでしょうか。まるで、なんとかを入れないコーヒーのような(古い?)。関係者もちょっぴり、頭を抱えておりました。
その代わりでしょうか。昨年、ラムサール条約に指定された渡良瀬遊水地の作品が多くなったようでした。
16~21日、加須市役所の1階ロビーに全作品が飾られ、それ以降は、入賞作品が市内各施設で巡回展示されます。お楽しみに!