2012年 12月
特派員:清水 隆明
十数年ぶりの岐阜駅周辺2012.12.28
今週始め、私用で実家のある岐阜県へ十数年ぶりに行った時のこと。玄関口である名鉄(JRも)岐阜駅周辺のあまりの寂れようにショックを受けました。
駅ビル内にあった名鉄百貨店をはじめ、近くの百貨店、大型スーパー計3店がことごとく撤退。飲食店や商店街も幹線道を一本入るとシャッター通りに。休日だというのに、夜には人影がまばらでした。
きっと、少し離れた県内一の繁華街・柳ケ瀬も、さほど変わらないのでは? 客足が戻ってきているという情報もあるようですけどね…
泊まったホテルの女性従業員曰く「もう、こんな状態になって十年ぐらいたちますかね。みんな買い物や遊びに行くとなったら、車で郊外型店に行くか、名古屋へ出てしまいますね」。
岐阜県は父方の家系と縁が深く、私が生まれ育った名古屋のお隣でもあり、それなりに愛着を感じていた土地でした。県庁所在地とはいえ、地方都市は厳しいのですね。寂しいものです。寒さが身にしみた、今年の聖夜でした。