2012年 11月
特派員:清水 隆明
気仙沼ホルモン同好会に義援金を寄付2012.11.21
埼玉北部毎日会は17日、宮城県気仙沼市のB級グルメ市民団体「気仙沼ホルモン同好会」(会長・佐藤健治市議)に、東日本大震災復興義援金として10万円を寄贈しました。
同好会が、さいたま市大宮区・大宮ソニックシティ前で18日まで開かれた「函館・みなみ北海道ぐるめパークinさいたま・大宮」に出店すると聞き、毎日会の小川会長はじめ幹部が出向き、現場で佐藤会長に直接、手渡しました。
義援金は昨年と今年、北本市や熊谷市で開かれたよさこいと太鼓祭に出店したブースで販売した、焼き芋、綿菓子、ポップコーンの売上金です。
同好会は10月から、被災者に元気を出してもらおうと、仮設住宅街を回り、サンマやホルモンを焼いてふるまっているそうです。佐藤会長は「その費用に充てさせていただきます」と話していました。
佐藤会長の話。
・気仙沼市のがれきの処分は進んでいる。
・ただ、住居の基礎部分の撤去が難航している。撤去費用は国が補助金を出してくれるが、12月20日までに持ち主が市を通して国に申請し、かつ、工事を終了していないと、補助金が出ない。
申請は簡単ではない。隣の家との境界線とか、相続問題とかがあって、関係者のはんこが必要で、集めるのに手間がかかる。
・業者も少なく、1日3戸の工事がやっと。
・対象住宅は何千戸だが、11月初めの段階で進捗率はわずか20%。
市は国に申請延長を求めていますが、これまでに回答はありません。
そこへ、解散総選挙--
「復興への道筋をつけず、被災地置き去りの解散はおかしい」。佐藤会長、地元の人たちの憤りはごもっとも。私もそう、感じます。
埼玉北部毎日会はこれからも、被災地の人たちに寄り添いたいと思います。みなさまの協力をお願いいたします。