特派員：清水 隆明

あっぱれ熊谷流ふるさとの森　第７回育樹祭2012.09.30

　めっきり涼しくなった３０日、「あっぱれ熊谷流ふるさとの森」第７回育樹祭（熊谷ふるさとの森づくりの会主催、毎日新聞社特別後援）が、熊谷市小島の熊谷さくら運動公園多目的広場・南側緑地帯で開かれました（１０月１日付毎日新聞埼玉面に掲載予定）。埼玉北部毎日会も小川智会長以下、１１人がお手伝いしました。

　この事業、さかのぼると、２００６年に毎日新聞が創刊１３５年の「Ｍｙ　Ｍａｉ　Ｔｒｅｅ（マイマイツリー）」事業を全国で展開した際、国体が埼玉県で開催されたことを記念して熊谷市のスポーツ文化公園で官民挙げた植樹祭を開いたことが始まりなんです。

　その流れが、ずっと続いているわけですね。

　宮脇昭・横浜国大名誉教授の指導の下、毎年、熊谷ふるさとの森づくりの会（松本光弘会長）が植樹祭か育樹祭を実施し、日本一暑い熊谷市の緑化と温暖化対策を進めています。

　今回の場所には昨年、広葉樹の苗木約４０００本が植えられています。この日は地元を中心に中学生以上の約１８０人が、軍手にカマを持って、下草を刈ったり肥料をまいたりしました。
　公園東側には、０８年に約４６００本を植えましたが、すでに森になりつつあります＝写真右。取り組みがしっかり、実を結びつつあります。

　埼玉北部毎日会も、おそろいのＴシャツを来て、約１時間、草まみれになりながら汗を流しました＝写真右下。

　本来なら、今夜は十五夜ですよね。なのに、台風１７号が近づいています。関係者一同、「予定より早く終わって良かった」と、ホッとしていました。

　この台風、速度の速いことが特徴なんだとか。みなさま、くれぐれも気をつけて下さいませ。