2012年 9月
特派員:清水 隆明
割烹 魚豊2012.09.20
映画「のぼうの城」公開を控えて盛り上がる行田市で、一番の老舗「割烹 魚豊」を紹介します。
もともと行田市は利根川や荒川に近く、昔から川魚料理がよく食べられていたとか。中でも魚豊さんの創業は文久2(1862)年と、市内で最も古いそうです。2010年10月には、テレビ東京の人気情報番組「アド街ック天国」でも9位で紹介されていました。
現在6代目の橋本恭一さんは、行田さくらロータリークラブ(RC)のメンバー。実は、橋本さんの尽力で、同RCと熊谷記者会有志が年に何回か、交流会を開いていて、魚豊さんが会場になっているのでした。
お店は入り口が狭くて細長く、まさに「鰻の寝床」といった感じです。この日はお座敷で、コイのあらいや天ぷら、柳川鍋をいただきました。最後は、脂がほどよくのってふっくらと焼かれた国産のうな重でシメました。
「うなぎと鶏の照り焼きを相乗りさせた、うな鶏重(1260円)など、多彩なメニューを用意してお待ちしています」と橋本さん。江戸時代末期から続く伝統の味を、心から楽しんだ一夜でした。
☆住所:行田市行田20-17
☆☎:048・553・3113
☆営業時間:午前11時~午後2時、午後5時~同8時
☆定休日:火曜日、第3月曜日
☆主なメニュー:うな重(上)2700円、同(中)1880円、同(並)1500円、うなとろ重1260円、かも焼き重950円、天重(上)1150円、鶏重840円、カツ重840円、各種宴会は3000円から