HOME > 熊谷支局ブログ > 「こむぎっち・かみさと焼」新発売

熊谷支局ブログ

一覧へ戻る

2012年 8月

特派員:清水 隆明

「こむぎっち・かみさと焼」新発売2012.08.13

 お盆の帰省ラッシュがピークを迎えていますね。今回は、故郷への埼玉土産にぴったりの洋菓子「こむぎっち・かみさと焼」を紹介します(13日付埼玉面掲載)。

 関越道下り線の上里SAで7日から販売されています。上里町産の小麦「農林61号」100%使用で、1個160円です。

 このコーナーではご存じの、県本庄農林振興センター・戸倉さんや西武鉄道上里レストランプリンスの酒巻さんが仕掛ける、児玉郡の地産地消グループの企画です。

 実際に製造したのは、深谷市にある「御菓子処 西間堂本舗」さん。酒巻さんと、長いおつきあいなんですって。西倉郁夫社長にお話を伺いました。

 「農林61号はうどんに適しています。お菓子の生地にしようとすると、お好み焼きのようにべちゃべちゃになって、焼くと焦げちゃうんですよね。なので、ミキシングの回数を減らして、さらにはちみつを入れて、もっちりと、きれいに焼き上げることに成功したんです」

 なるほど~。確かに、ふっくら優しい甘さですね。栗あん、チーズクリーム、ブルーベリークリームの3種類のうち、ブルーベリーはお隣の美里町産です。

 7、8の両日、上里SAで試食アンケートをとったところ、9割以上の人が味に満足していました。

 用途を聞いたところ、「訪問先へのお土産」が4割とトップを占めました。このお菓子、クリームを使っていることもあり、あまり日持ちしません。このため、関係者は、その場か自分用に食べてもらうことを意図していました。

 今後、保冷剤入りの箱売りを用意するとのことでした。

 問い合わせは上里レストランプリンス☎0495・33・2666へ。

 現在、神川町産のナシを使ったお菓子づくりにも取り組んでいるそうです。ナシのお菓子って、あまり聞かないですよね。楽しみに待ちましょう。

 それから、上里町産業振興課の方(野田さん、矢島さん、小暮さん)や、ゆるキャラ「こむぎっち」にも取材に参加していただきました。
 ありがとうございました!