2012年 2月
特派員:清水 隆明
県北は美味の宝庫 本庄児玉地域農商工連携フェア2012.02.16
県本庄農林振興センターの戸倉一泰部長のお招きで、バレンタインデーの14日、本庄児玉地域農商工連携フェアの取材に本庄商工会議所へおじゃましました(15日付毎日新聞埼玉北面掲載)。
フェアは、この地域の農産物や加工品を作る人と、販売する人とを結びつける商談会で、今年初めて開かれました。試食ができるというので、お腹をすかせて行ったんですけどね。
20店舗が出店してました。が、バレンタインデーという日が悪かったのか、洋菓子店の出店が少なかったそうです。
まずは、先のブログでも紹介した、いなか茶屋きんしょうさんのトマトゼリー「朝摘みまるまるトマト」。黒山の人だかりでしたよ! 女将の田中信子さん(57)によると、「トマトの味が濃いですね」「さっぱりした大人の味ですね」と、とっても好評だったとか。予定通り、3月には関越道上り線のサービスエリアで販売を開始するそうです。2個入り300円です。
懐かしい顔にも会いました。おととし夏に取材した、神川町にある神川薬膳の茂木八千代さん。お元気そうで、何よりです! こちらのうどん、町特産だった小麦に、地元産の小松菜やウコン、トマトなどを混ぜ込んだ、色鮮やかで体にとってもいいものなんです。今年は、唐辛子を練り込んだうどんとこんにゃくを新発売。生醤油でいただきましたが、ピリ辛で、寒さ厳しい今ごろにはうってつけです。
やはり2年前に取材した、神川町の養豚業者・姫豚工房の大畠真由美さん。丁寧にブタを育てているから、安心・安全なんですよ。「地道にやってますけど、認知度はじわりじわりと上がっていると思います」と、手応えを感じているようでした。
ほかにも、おいしいものがいっぱいありました。エサに墨を混ぜているウエイミートの「彩さい牛」は、すっきりしたジューシーさだったし、古代豚白石農場の古代豚もクセがなかったな。おさるキムチはまろやかな辛さだったし、味輝のパンはもちもち感が、関東地区昔がえりの会が作った白菜はしゃきしゃき感が楽しかったです。どれも本当に、生産者のこだわりがあって、ホテルや食品メーカー関係者が大挙して詰めかけるのも分かる気がしました。
一店でも多く、いい商談がまとまればいいなと、願わずにはいられませんでした。