2012年 2月
特派員:清水 隆明
本因坊戦、熊谷市で初開催内定2012.02.10
昨日(9日)の毎日新聞埼玉面を見て、驚かれた方もいると思います。囲碁界で最も歴史と伝統のある、今年の第67期本因坊戦の第2戦が5月28、29の両日、熊谷市で初めて開催されることが内定しました。
棋聖戦、名人戦と並ぶ3大タイトル戦の一つです。毎日新聞社の主催事業です。私自身は、囲碁のことは全くわからないんですけどね。
実を言えば。この話は2年前の暮れからあったんですよ。本格的に誘致に動き出したのは、昨年6月ごろから。当時は、行田市の関東B-1グランプリの準備で忙しい時期でした。本社から関係者が来て、会場となる聖天山歓喜院や市内各ホテル、市役所などを視察して。検討してもらった結果、ようやく、実現いたしました。
きっかけは、7年をかけて歓喜院の本殿・聖天堂が250年ぶりに修復され、そこにあった囲碁の彫刻も見事に「復元」されたことです。立派ですよ。一見の価値ありです。熊谷市はその彫刻をシンボルに、「囲碁の街」として、街おこしをしようと考えたわけです。
熊谷市中央公民館が拠点となります。すでに、講演会、記念囲碁大会、展覧会、親子囲碁教室など、様々な併催イベントが浮上しています。これを機会に、周辺自治体も巻き込んで、大いに県北地域を盛り上げたいと思います。ブログ限定の企画も何か出来ないか、考えております。どうぞご期待下さい。
また、ボランティア、特に大学生や女性、若い力を募集しています。一緒にお手伝いをしてもいいという人は、ぜひ、熊谷支局(☎048・521・0012)までご連絡下さい。