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熊谷支局ブログ

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2011年 12月

特派員:清水 隆明

「房総文学散歩-描かれた作品と風土-」発刊2011.12.25

 みなさん、今年のクリスマス3連休はどう過ごされました? 楽しかったです? それはようございました。私はというと、23日はさいたま支局(さいたま市浦和区)のデスク番でしたので、仕事の合間に少ない出勤者でささやかながらケーキとオードブルをいただきました。24日は家でのんびり、25日は山積する仕事のために午後から熊谷支局に出社してました。もう少し、ゆっくりできたら良かったんですけどね。ま、ぜいたく言ってられないですけど(不満たらたら?)。
 で、今回は、今月、千葉県流山市の崙書房出版から発刊された、毎日新聞千葉支局編著の「房総文学散歩-描かれた作品と風土-」を紹介します。

 この本は、2010年元日から今年5月まで、毎日新聞千葉版に随時掲載された企画をまとめたものです。千葉県を題材にした文学作品と作家について、実際に記者が現地を歩いて記事にしました。船橋支局の山縣章子記者を中心に、15人の記者が執筆した大作です。山縣記者といえば、今秋まで生活家庭面に連載していた「ディズニーの夢づくり」で、埼玉でもおなじみではないかと思います。

 なんでこの本を取り上げたかというと……。実は私、前任地が船橋支局なのです。そう、船橋の母・山縣記者のかつての同僚であり、私も一本、本に書いているのですよ! テーマは「万葉集と市川」。取り上げたのはズバリ、あの伝説の美女「真間の手児奈(ままのてこな)」です。ロマンティストな私らしいでしょ(ってなわけないか。失礼!)。はるか昔の話なのに、手児奈が水を汲んだという井戸が、亀井院というお寺にまだ残っているんですよ。びっくりでしょ。

 千葉は埼玉のお隣さん。この本をガイドに少し足を延ばせば、あなたの知らない、ひと味違った千葉に出合えますよ。1冊1300円(税別)です。ぜひ、ご一読下さい!