2011年 10月
特派員:清水 隆明
静かで自由な生活を満喫 羽生・村君地区移住者インタビュー(上)2011.10.17
羽生市・村君地区への移住を提案する「体験! 実感!! 羽生に来やっせバスツアー」(毎日新聞社後援)は現在、参加者を募集しています。今回は、実際に2007年に鴻巣市から移住した自営業、長谷部淳さん(38)、会社員、佐智子さん(43)ご夫妻に、今の暮らしぶりなどを聞きました(19日付毎日新聞埼玉北面掲載)。
--移住をした理由は何ですか。
長谷部さん:以前は仕事の関係で、鴻巣市の市街地にあるマンションに住んでいました。(佐智子さんは)営業職で、忙しい時は午前8時から午後10時まで仕事で、家には寝に帰るだけ。疲れ果て、仕事をやめようかと考えていました。田舎暮らしへのあこがれもあり、静かな場所で一戸建てに住み、犬でも飼おうかと思っていたんです。あちこち調べて、広々としていてのんびりしているここに決めました。ここに来てから、拓真君(4)、凛々花ちゃん(1)と子供にも恵まれました。
--実際に住んでみていかがですか。
長谷部さん:近所と隣接していないので、夜中に洗濯をしようが何をしようが自由ですね。静かだし。下の子が生まれる前には、友達を呼んで週末ごとにバーベキュー大会を開いていた時期もありましたし。
--村君地区ならでは良さはありますか。
長谷部さん:近くの利根川河川敷にグライダーの滑走路があって、子供たちが楽しみにしています(写真の2列目にしゃがんでいる男性が長谷部さん、抱かれているのが凛々花ちゃん、となりが佐智子さん、その前が拓真君)。
--不便を感じる時はありますか?
長谷部さん:スーパーや学校などが、近くにないところですかね。バスもそんなに便数はないし。もちろん車は2台ありますけど。
--移住を考えている人へのアドバイスがありますか。
長谷部さん:近所づきあいが濃密な点はあります。行事や集まりなども多いかもしれません。でも、郷に入っては郷に従え、ですよ。それに、都会より安い金額で、広い土地に大きな家が建てられました。窓を開けるとすぐお隣の家というのが苦手だったので、本当に今の生活を満喫しています。不便なところがあっても、笑い話にできますね。