2011年 9月
特派員:清水 隆明
「関東B-1グランプリin行田」インタビュー・下2011.09.06
前回に引き続き、9月10、11日に行田市で開かれる「関東B-1グランプリin行田」(実行委員会など主催)の関係者にお話を伺います。今回は、併催される「行田おもてなし物産フェア」(実行委員会主催、毎日新聞社後援)の実質的責任者、高橋豊・副実行委員長兼おもてなし物産フェア部会長=写真=です(9月4日付毎日新聞埼玉面に関連記事掲載)。
Q・行田おもてなし物産フェアとは、どんなイベントなのですか。
A・関東B-1グランプリ目当てに来る大勢のお客様を歓迎し、行田市の良さをPRすることが目的です。中心となったのは行田商工会議所、行田商店会連合会、NPO法人魅力創造倶楽部です。行田市が誇る2大B級ご当地グルメ、フライとゼリーフライをはじめ、おいしいものや名物をたくさん用意して、B-1大会会場以外でも満足していただこうと企画しました。
Q・内容は。
A・会場は、埼玉りそな銀行駐車場とコスモプリンツ駐車場の2カ所です。フライとゼリーフライの出店が集まる横丁ができるほか、焼きそば、たこ焼き、カレーなどの軽食を提供します。一方、コスモプリンツは「行田テント村」と銘打ち、軽食のほか、深谷煮ぼうとう、東松山やきとり丼、飯能すいとんなど近隣自治体グルメ、漬け物や和菓子といったお土産品も販売します。時間は関東B-1グランプリと同じ午前10時から午後4時までです。
Q・こちらにも、被災地からの出店があると聞きました。
A・宮城県気仙沼市の気仙沼ホルモンと福島県白河市の白河ラーメンです。気仙沼ホルモンは、味噌につけたレバーとホルモンを炒め、ソースをかけた千切りキャベツの上に乗せたものです。私が代表をしているNPO「さくらメイト」が気仙沼市へ炊き出しに行って縁ができました。白河ラーメンは、ちぢれた太麺で、鳥とブタでだしをとったあっさりしょうゆ味が特徴です。白河市が行田市と友好都市を結んでいるために参加します。
Q・期待できますね。
A・関係者一同、ワクワクしながら皆様のお越しをお待ちしています。行田市にはB級ご当地グルメだけでなく、忍城、さきたま古墳群、古代蓮の里などの観光地もたくさんあります。来年秋には、戦国時代の忍城を舞台にした映画「のぼうの城」も公開されます。うまいものを味わい、目で見て、楽しんでもらって、行田市をよく知ってもらい、何度でも足を運んでいただけたら幸いです。