2011年 9月
特派員:清水 隆明
「関東B-1グランプリin行田」インタビュー・上2011.09.03
B級グルメの関東一決定戦「関東B-1グランプリin行田」(実行委員会など主催)が10、11の両日、行田市で開かれます。行田名物が手に入る「行田おもてなし物産フェア」(実行委員会主催、毎日新聞社後援)も併催されます=9月4日付毎日新聞埼玉面に関連記事掲載。現地では「おもてなしの心と元気な笑顔でお迎えします」をキャッチコピーに、15万人とも言われる来場者に備えた準備を進めています。実行委員会の宮崎勝行・事務局次長と、高橋豊・副実行委員長兼おもてなし物産フェア部会長にお話を伺いました。はじめは宮崎次長=写真=です。
Q・なぜ行田市で開催するのですか。
A・4年前に初当選した工藤正司市長が、行田の誇る2大B級グルメ「ゼリーフライ」と「フライ」での街おこしをマニフェストに掲げました。市ではB級グルメ大会を08、09年と実施。全国大会「Bー1グランプリ」も視野に入れて、主催者である社団法人B級ご当地グルメでまちおこし団体連絡協議会(通称・愛Bリーグ)に、行田ゼリーフライ研究会とともに折衝。昨年6月、関東大会の開催にこぎ着けました。
Q・どんな大会ですか。
A・会場は2つです。市民プール脇広場には、全国大会優勝経験のある「厚木シロコロ・ホルモン」(神奈川県厚木市)や「甲府鳥もつ煮」(甲府市)など、関東地方の強豪10団体がそろいます。食べる時に使った割りばしを投票箱に入れ、重さで覇者を決めます(ゼリーフライは地元ということで投票はありません)。一方、水城公園市民広場では、関東地方以外の7団体がゲスト参加します。「横手やきそば」(秋田県横手市)や「富士宮やきそば」(静岡県富士宮市)など、いずれも全国大会で優勝、上位成績を収めた実力派ぞろいです。こちらは投票はありません。
Q・被災地からの出店もあると聞きました。
A・東北地方からは4団体が来ますが、うち「石巻やきそば」(宮城県石巻市)「登米・油麩(あぶらふ)丼」(宮城県登米市)「なみえ焼そば」(福島県浪江町)は被災地です。東日本大震災でちりぢりになった団体もありますが、もう一度、ふるさとの味を復活させたいという熱い心と、関東地方のみなさんに元気な姿を見せたいと、出店を決めたところもあります。会場では義援金を募るほか、売上金の一部を被災地に送ります。
Q・現金は使えるのですか。
A・グルメ購入には使えません。専用チケット(1冊100円券10枚つづりで1000円)を購入して下さい。行田おもてなし物産フェアや、19日まで市内指定店舗で利用できます。払い戻しは出来ませんので注意して下さい。
Q・PRをどうぞ。
A・市、商業団体、ボランティアとオール行田でみなさまのお越しをお待ちしています。JR行田駅からは無料シャトルバスが出ていますし、秩父鉄道行田市駅からは徒歩10分です。秩父鉄道はイベント開催時間の午前10時~午後4時にあわせて、1日16本増発しています。公共交通機関の利用をお薦めします。問い合わせは実行委員会(☎048・556・7130)までお願いいたします。
★出店グルメ★
【市民プール脇広場】
・厚木シロコロ・ホルモン(神奈川県厚木市)400円
・勝浦タンタンメン(千葉県勝浦市)400円
・湯河原名物たんたんたぬきの担々やきそば(神奈川県湯河原町)300円
・大月おつけだんご(山梨県大月市)300円
・上州太田焼そば(群馬県太田市)300円
・三崎まぐろラーメン(神奈川県三浦市)400円
・行田ゼリーフライ(行田市)200円
・足柄まさカリー黄金(きん)のポット(神奈川県南足柄市)300円
・笠間のいなり寿司(茨城県笠間市)300円
・甲府鳥もつ煮(甲府市)400円
【水城公園市民広場】
・横手やきそば(秋田県横手市)400円
・津山ホルモンうどん(岡山県津山市)400円
・登米・油麩丼(宮城県登米市)300円
・石巻焼きそば(宮城県石巻市)400円
・なみえ焼そば(福島県浪江町)400円
・ひるぜん焼そば(岡山県真庭市)300円
・富士宮やきそば(静岡県富士宮市)400円